QQCCMMVVGGTT
5002 MIG15の欠点(ウイングドロップ、スピン特性の悪さ)は、「世界の傑作機シリーズ」に書いてある通り、翼に由来する物なのでしょうか?それとも他の理由があるのでしょうか?
まさのり

  1. 何処までホントだか判りませんが…
    http://www.acepilots.com/planes/f86_sabre.html

    One of the major differences between this aircraft and the MiG-15 was that the horizontal stabilizer on the MiG-15 was mounted above the vertical stabilizer. When the MiG-15 got into a spin, the air flying off the main wings would blanket out the horizontal stabilizer and the pilot couldn't recover.

    スピンに入ったとき、主翼から剥離した乱流が水平尾翼を覆ってしまうためエレベーターコントロールが効かなくなると記されています。F-86 に比べると短い胴体、垂直尾翼の取り付け位置、エレベーター操舵力の弱さ(「オールフライング」エレベーターを付けた F-86E/F と比較すると尚更)なども影響しているようです。
    ささき

  2.  T尾翼と呼ばれる、水平尾翼(スタビレータを含む)が垂直安定板上部に取り付けられた型式の航空機では、スピン特性や失速特性が良くない傾向にあります。

     ささき様の解答にある、主翼から剥離した気流に水平尾翼が入ってしまう「ディープストール」と呼ばれる状態に陥りやすいからです。この状態になると、スピンはもちろん、単純な失速からの回復も困難、と言うよりは、回復出来なくなります。
     最初から機体を失速に入れないのがディープストール回避の最善の方法です。そのために、旅客機のトライデントやBAC−111の「スティックプッシャー」や、F−104では「スティックキッカー」と呼ばれる、操縦桿を強制的に下げ舵方向に動かし、迎え角を制限してしまう機構が装備されていた時代があります。
     現在のフライバイワイヤシステムではもっとスマートに失速防止機構を働かせていると思いますが、あいにくそちらの方面には詳しくないので解説できません。
    ネコ丸


Back