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航空自衛隊に航空機は必要か ぴえとろ大尉 13/7/17(水) 13:33

無意味 れん太 13/7/31(水) 0:20
┗ どのような文脈で じゃま 13/7/31(水) 5:09
┗ Re:どのような文脈で れん太 13/7/31(水) 21:30
┗ フェニックスミサイルの有効性 じゃま 13/8/1(木) 5:53

無意味
 れん太  - 13/7/31(水) 0:20 -
  
地図の上でフェニックスの射程がどのくらいになるか書いてみれば、早期警戒機にフェニックスを積んでも、国レベルの防空にはほとんど無意味ことなのは明白なはず。(元のお題のイージス艦でも同じことです。)

> Su-27やMiG-29よりはE-2の方が搭載レーダーの性能が優れているかも、先に発見できてアウトレインジできるかも、と思いますが、わたしには知識がありませんです。。。

飛行性能の高い戦闘機の方が、発射前に大きなエネルギーをミサイルに与えることができ、相手方のミサイルのエネルギーを消耗させることが出来ることから、戦闘機と早期警戒機のAAMの打ち合いでは、戦闘機が有利ですね。ソ連も長射程AAMを持っていましたし。
引用なし
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<Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)@softbank126130228146.bbtec.net>

どのような文脈で
 じゃま  - 13/7/31(水) 5:09 -
  
れん太さん、レスありがとうございます。

> 地図の上でフェニックスの射程がどのくらいになるか書いてみれば、早期警戒機にフェニックスを積んでも、国レベルの防空にはほとんど無意味ことなのは明白なはず。(元のお題のイージス艦でも同じことです。)

わたしも、日本の国土全てを、早期警戒機でカバーするのは無理だと思います。
しかし、実際には、緊張が高まっている地域、あるいは交戦状態の地域は、
ある程度範囲が限られてくるのではないかと思います。

> 飛行性能の高い戦闘機の方が、発射前に大きなエネルギーをミサイルに与えることができ、相手方のミサイルのエネルギーを消耗させることが出来ることから、戦闘機と早期警戒機のAAMの打ち合いでは、戦闘機が有利ですね。ソ連も長射程AAMを持っていましたし。

発射時に、母機の運動エネルギーがミサイルに加算されるという意味でしょうか。
母機よりもAAMの速度はかなり高いので、その寄与するところは小さいように思います。

>相手方のミサイルのエネルギーを消耗させることが出来る

ちょっと理解しかねますので、ご説明いただけないでしょうか。
「エネルギー」とは、ミサイルの運動エネルギーでしょうか、
それとも弾頭の炸薬の熱エネルギーでしょうか。
引用なし
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Re:どのような文脈で
 れん太  - 13/7/31(水) 21:30 -
  
> わたしも、日本の国土全てを、早期警戒機でカバーするのは無理だと思います。
> しかし、実際には、緊張が高まっている地域、あるいは交戦状態の地域は、
> ある程度範囲が限られてくるのではないかと思います。

 逆に、お考えの早期警戒機 + 長射程AAMが何機あればどのくらいの範囲の防空ができるのでしょうか。
 また、早期警戒機のような重要目標が迎撃に出てきてくれるなんて、交戦相手から見たら鴨がネギ背負ってやって来るようなもんだと思いますがいかがでしょうか。

> 発射時に、母機の運動エネルギーがミサイルに加算されるという意味でしょうか。
> 母機よりもAAMの速度はかなり高いので、その寄与するところは小さいように思います。
>
> >相手方のミサイルのエネルギーを消耗させることが出来る
>
> ちょっと理解しかねますので、ご説明いただけないでしょうか。
> 「エネルギー」とは、ミサイルの運動エネルギーでしょうか、
> それとも弾頭の炸薬の熱エネルギーでしょうか。

 ここでいうエネルギーは、AAMの運動エネルギーと位置エネルギーです。そのもとは、母機から与えられたエネルギーとロケットモーターの燃焼によって得られるエネルギーです。
 母機が与えるエネルギーの寄与の大きさは、AAMであるスパロー、サイドワインダーと、それらをSAM化したシースパロー、チャパラルを比較すれば明らかだと思います。これらSAMの射程は、原型のAAMの数分の一にしかありません。
 AAMのロケットモーターが燃焼するのはその飛翔時間の一部に過ぎず、燃焼後はその時点で持っている運動エネルギーと位置エネルギーを使って飛翔することになります。フェニックスの場合、発射直後80000〜100000フィートまで上昇し、その高度で加速し、モーターの燃焼終了後は滑空飛翔しながら目標に向かいます。目標が回避機動を行えば、それに合わせてコースを変更するためエネルギーを消費させられ、飛翔可能な距離が減少します。実際、AAMを使用するときには、目標が直線飛行する場合の最大射程とは別に、目標が機動飛行した場合の最大射程(当然前者より短い)がFCSにより計算されます。
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フェニックスミサイルの有効性
 じゃま  - 13/8/1(木) 5:53 -
  
れん太さん、レスありがとうございます。

>  逆に、お考えの早期警戒機 + 長射程AAMが何機あればどのくらいの範囲の防空ができるのでしょうか。

 知識不足でお答えできないです。。。
 必要な仮定が多すぎますね、
どういった状勢でどういう地域が脅威にさらされるのかと。

>  また、早期警戒機のような重要目標が迎撃に出てきてくれるなんて、交戦相手から見たら鴨がネギ背負ってやって来るようなもんだと思いますがいかがでしょうか。

 侵攻側では、早期警戒機が滞空していて、先に発見され、ミサイルで攻撃される可能性が高い地域には、攻撃機を進空させるのをためらうのではないでしょうか。

>  母機が与えるエネルギーの寄与の大きさは、AAMであるスパロー、サイドワインダーと、それらをSAM化したシースパロー、チャパラルを比較すれば明らかだと思います。これらSAMの射程は、原型のAAMの数分の一にしかありません。

 なるほど、了解です。

>  AAMのロケットモーターが燃焼するのはその飛翔時間の一部に過ぎず、燃焼後はその時点で持っている運動エネルギーと位置エネルギーを使って飛翔することになります。フェニックスの場合、発射直後80000〜100000フィートまで上昇し、その高度で加速し、モーターの燃焼終了後は滑空飛翔しながら目標に向かいます。目標が回避機動を行えば、それに合わせてコースを変更するためエネルギーを消費させられ、飛翔可能な距離が減少します。実際、AAMを使用するときには、目標が直線飛行する場合の最大射程とは別に、目標が機動飛行した場合の最大射程(当然前者より短い)がFCSにより計算されます。

 ご教示いただき、ありがとうございます。
お話の通りだと、ますますフェニックスミサイルの有効性に疑問がでてきますね。
いったいどんな条件ならフェニックスミサイルが「使える」のかと。
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