陸軍 飛行組織一覧(第二次大戦中)

飛行戦隊は戦闘機、重爆、軽爆、偵察、襲撃の4種類の戦隊があります。 3個中隊が単位となり 24機から36機を定数としていました。 戦隊長は中佐

飛行団は2飛行戦隊以上が集まったものです。指揮官は大佐

飛行集団はすべての飛行戦隊とそれに関連した飛行場大隊、野戦気象大隊、航空情報、航空通信 高射砲大隊、飛行場設営大隊、独立自動車中隊などをあわせた単位です。指揮官は師団長で中将

飛行師団は飛行集団の改称です

師団番号兵団符号設立 地域兵力(戦隊数)
戦闘機重爆軽爆偵察
第1飛行師団昭和17年5月千島 北海道1211
第2飛行師団昭和17年6月満州-->フィリピン
第3飛行師団昭和17年6月中国
第4飛行師団昭和17年6月満州-->フィリピン
第5飛行師団昭和17年6月ビルマ
第6飛行師団昭和17年11月ニューギニア
第7飛行師団昭和18年2月豪州北 ニューギニア
第8飛行師団昭和19年6月台湾311
第9飛行師団昭和18年12月パレンバン
第10飛行師団天翔昭和19年3月東京71
第11飛行師団天鷲昭和19年7月大坂4
第12飛行師団天風昭和19年7月山口21
第13飛行師団隼魁昭和20年2月漢口(中国)
教育飛行師団昭和17年6月内地を統一

飛行師団に燃料、兵器などの補給部隊加えた兵力単位
航空軍番号兵団符号設立地域内容
第1航空軍昭和17年6月内地第10,第11飛行師団
第2航空軍昭和17年5月満州第2,第4飛行師団
第3航空軍昭和17年6月シンガポールビルマ第5飛行師団
第4航空軍昭和18年7月ニューギニアフィリピン第2,第4,第6,第7飛行師団
第5航空軍昭和19年2月中国第3,第13飛行師団
第6航空軍昭和19年12月九州 沖縄第13飛行師団
教導航空軍昭和19年8月内地第6航空軍に改称