米戦車アイコン
解説協力:あおいのさん、ねこくんさん   .

M3LEE (2002/9/9更新)


M4A1戦車(初期型) (2005/4/8更新)

試作車のT6と同様な全鋳造構造の上部車体で丸みを帯びた形状をしています。鋳造構造の本車(M4A1)は名称的には2番目ですがシリーズ中最初の量産車となります。ですが、量産性に優れるはずの鋳造車体も大型一体成型とした場合これが可能な工場は米国といえども限られてくる為、溶接組み立ての圧延装甲鋼板製のM4(無印)が別に開発されました。後に本車(M4A1)の一体型車体前面装甲をM4(無印)に流用したM4ハイブリットも生産されました。

M4A2戦車 (2005/4/8更新)

M4(無印)のエンジンを2連ディーゼルとしたもの。ガソリンエンジン主流の米国では海兵隊や訓練用とされ、ほとんどの車輌は英国及びソ連へのレンドリースにまわされました。

M4A3 (2002/9/9更新)

シリーズ中、最も信頼性の高いフォード社製エンジンを積んだもの。

M4A3&マインローラー (2005/4/8更新)

M4A3にT1E3マインローラー(地雷処理用ローラー)を装着したもの。

M18 自走砲 ヘルキャット (2006/3/8更新)

アメリカ特有の運用思想に基づいて作られた車両。
30tクラスの戦車並みの主砲とエンジンを装備する一方で、装甲を非常に薄く抑えることで重量を18トンに収めている。
驚異的な機動力を活かしたヒットアンドアウェイの戦術を基本とし、大戦末期のアメリカ対戦車車両の一翼を担った。

重量: 17.7t 乗員: 5名 エンジン出力: 400-460hp(ガソリン) 速度: 80km/h
武装: 52口径76mm砲 *1 12.7mm機関銃 *1
装甲: 砲塔前面-25mm 側背面-13mm / 車体-13mm

M18 自走砲 ヘルキャット (マズルブレーキ付き)(2006/3/8更新)


M18 自走砲 90mm砲搭載型(2006/6/18更新)

M18自走砲に90mm砲を搭載するM36自走砲の砲塔を移植した車両。
当時のアメリカでは戦車や自走砲の砲塔リングの統一を行っていたため、改造は問題なく行われたようである。
大戦末期に試作車を使って試験が行われていたが、終戦によって必要性が薄れ計画は中止された。

重量: 20t程度 乗員: ? エンジン出力: 400-460hp(ガソリン) 速度: 80km/h?
武装: 50口径90mm砲 *1 12.7mm機関銃 *1
装甲: 砲塔前面-76mm / 車体-13mm

M3A2ハーフトラック (2004/7/23更新)


ウィリスジープMB (2004/7/23更新)


DUKW (2003/3/10更新)

米軍の水陸両用車

M939米海兵隊トラック (2003/4/26更新)

M939米海兵隊トラック。砂漠迷彩です。

M1A2 Abrams M1A2エイブラムス (2004/1/6更新)


アメリカ陸軍及び海兵隊の主力戦車M1の最新型。
M60の後継として計画されていたMTB70/Kpz.70の中止後、1971年にXM1として開発開始され、1980年にM1として制式化された。
愛称は計画推進者であった陸軍参謀総長エイブラムス大将にちなむ。
 M1の装甲は積層装甲を用いた空間装甲だが、生産開始後、すぐに装甲を強化したIPM1に改良された。
次いで、主砲をM68 105mmライフル砲からラインメタル120mm滑腔砲を改良したM256へ換装しM1A1となった。
M1A1は更に装甲材を密度の高い劣化ウランを封入した物とし、防御力を大幅に向上させたM1A1HAとなった。
なお、1991年の湾岸戦争では、M1の装甲のみを強化したM1HAが投入されている。
そして、車長用の独立した視察装置を備え、情報処理能力等の向上を図ったM1A2への改修が現在行われている。
 本車の最大の特徴は、機関にガスタービンを採用していることで、中速域での加速性に優れる反面、燃費が非常に悪いため大量の燃料を搭載している。
更に待機中の燃料消費を抑える為、APU(補助動力装置)をも搭載している。

全長:9.83m 全幅:3.66m 全高:2.44m 重量:63t
ライカミング AGT-1500ガスタービン・エンジン:1,500hp
最高速度:66.8km/h
武装
 M256 44口径120mm滑腔砲
 M2 12.7mm機関銃
 M240 7.62mm機関銃
乗員:4名
 
日本戦車アイコン
解説協力:川邑榊さん にわとりさん  .

61式戦車(61TK) (2002/11/17更新)
      (2004/4/10更新)

自衛隊初の国産戦車で、T34/85戦車を仮想敵として開発された。
戦闘室と機関部に段差を設けて砲塔の装備位置を低くし、キューポラを廃してまで全高を低くすることを目指したST1と一般的な構成のST2の二種が試作され、テストの結果、乗員の操作性に勝るST2が選択された。
 車体はリアエンジン・フロントドライブのオーソドックスな方式で、戦前の日本戦車の特色を色濃く残している。
また、車体幅が狭く背が高い印象を与えるが、これは鉄道輸送の為に全幅が制限されたからである。
 主砲は米軍の90mmM3を改良した61式90mm戦車砲で、これを巨大なバスルの付いた半球形の鋳造砲塔に備えている。このバスルは、ST3でテストされた装填補助装置の名残である。
 1975年までに560両が生産され、2000年までに全車退役した。

全長:8.19m 全幅:2.95m 全高:2.49m 重量:35t
三菱 12HM-21WT 空冷4サイクル12気筒ターボ・ディーゼル:570hp
最高速度:45km/h
武装
 61式 52口径90mmライフル砲
 M2 12.7mm重機関銃
 M1919A4 7.62mm車載機関銃
乗員:4名

74式戦車(74TK) (2002/11/17更新)
      (2004/4/10更新)

陸上自衛隊二番目の国産戦車。T-55戦車を仮想敵として開発された。br>主砲はビッカースL7を日本製鋼所でライセンス生産した51口径105ミリライフル砲で、それを避弾径始に優れた亀甲型の鋳造砲塔に備える。
走行装置は720馬力の空冷ターボ・ディーゼルエンジンと変速装置を一体化したパワーパック方式を採用し、後輪駆動となっている。
 74式の最大の特徴は油気圧式懸架装置で、車体を前後に6度、左右に9度傾斜させる事ができ、地上高も上下に20センチ変化させることができ、自由な姿勢制御が可能となっている。
これにより地形を巧みに利用した射撃が可能になり、また主砲の俯角を補うことが出来るため、砲塔の高さを低く抑える事にも繋がっている。
 外見上は主砲へのサーマルスリーブの装着や排気管の形状の変更しか解からないが、射撃装置や操縦手用暗視装置の改良等、基本の(A)から(F)までの改良が行われており、俗に74式(改)と言われる(G)も製造されている。
 1983年までに873両が生産され、1999年より退役が始まっているが、数の上では依然として主力戦車の地位にある。

全長:9.41m 全幅:3.18m 全高:2.25m(標準時) 重量:38t
三菱 10ZF22WT 空冷2サイクル10気筒ターボ・ディーゼル:720hp
最高速度:53km/h
武装
 L7 51口径105mmライフル砲
 M2 12.7mm重機関銃
 74式 7.62mm車載機銃
乗員:4名

74式戦車(G)(74式戦車(改))
      (2003/5/8更新)

      (2004/4/10更新)

俗に74式戦車(改)と言われ、74式戦車の近代化・性能向上を目的として、一両一億円の予算をかけて試作車の他、4両が改造されテストされたが、費用対効果に見合わないと判断され、全面的な実行には移されなかった。
 夜戦用サーマルカメラ、射撃装置の高性能化による戦闘能力の向上。レーザー検知装置、サイドスカートによる防御力強化。履帯の脱落防止装置の装着等が行なわれた。
ただし、サイドスカートは予算の都合で製造されておらず、試作車以外には装着されていない。

全長:9.41m 全幅:3.268m 全高:2.25m(標準時) 重量:38.5t
三菱 10ZF22WT 空冷2サイクル10気筒ターボ・ディーゼル:720hp
最高速度:53km/h
武装
 L7 51口径105mmライフル砲
 M2 12.7mm重機関銃
 74式 7.62mm車載機銃
乗員:4名

90式戦車(90TK) (2002/11/17更新)
      (2003/12/10更新)

      (2004/4/10更新)

陸上自衛隊三番目の国産戦車。
120mm級の主砲、複合装甲、1,500馬力級の機関と西側第三世代主力戦車の基本を踏襲している。
 主砲はラインメタルRh120を日本製綱所でライセンス生産した44口径120mm滑腔砲を採用している。
これに自動装填装置を組み合わせ、装填手を廃したことで砲塔が小型化されている。
装甲は国産開発のセラミック系複合装甲で、自身の主砲の零距離相当の射撃に耐える事が可能である。
エンジンは、それまでの空冷ディーゼルではなく水冷ディーゼルが採用され、懸架装置は油気圧とトーションバー方式の複合方式となっており、姿勢制御は前後のみとなっている。
これらの組み合わせにより重量50トンと第3世代戦車の中で最も軽量に仕上がっている。

全長:9.755m 全幅:3.33m 全高:2.335m 重量:50t
三菱 10ZG32WT 水冷2サイクル10気筒ターボ・ディーゼル・エンジン:1,500ps 最高速度:70km/h
武装
 Rh120 44口径120mm滑腔砲
 12.7mm重機関銃M2
 74式7.62mm車載機関銃
乗員:3名

60式装甲車(60APC) (2004/4/10更新)

米軍供与のM3ハーフトラックに変わる兵員輸送車として開発された国産装甲車。
開発は小松と三菱の競争試作で行われ、それぞれ試製56式装甲車I型(SUI)、II型(SUII)として試作された結果、常識的なデザインの三菱案が選択され、試製56式装甲車改(SUII改)として二次試作が行われた後、60式装甲車として制式化され、1972年までに428両が生産された。
なお、小松も三菱より設計図の提供を受け、生産に携わっている。
 60式は鋼製箱型の車体で、車体前方右側に操縦手、左側に前方銃手が座り、両者の中央後部に車長席がある。
その後方、車体中央左側にエンジンが置かれ、右側に重機関銃手席が設けられている。
残る車体後部が兵員室で、左右向かい合わせに6名分の座席があり、車体後方に観音開き式の扉が設けられている。
全長:4.85m 全幅:2.4m 全高:1.7m 重量:11.8t
三菱 8HA21WT 空冷8気筒ターボ・ディーゼル:220hp
最高速度:45km/h
武装
 M2 12.7mm重機関銃
 M1919A4 7.62mm車載機銃
乗員:4+6名

73式装甲車(73APC) (2004/4/10更新)

60式装甲車に継ぐ装甲車。
60式同様、三菱、小松両社と共に日立も参加しての競争試作が行われ、エンジンは三菱製、変速機は日立製、履帯は小松製を使うことが決められていた。
三菱(SUB-I)と小松(SUB-II)の試作車が製作された後、三菱案が選択され73式装甲車として制式化され、三菱、小松の両社で合計338両が生産された。
 アルミ合金製の車体の前部右に操縦手、左に前方銃手、その中央後方に車長。車体中央左にエンジンが置かれ、その右側に重機関銃手席、車体後部が兵員室という配置は60式と同じである。
主武装の重機関銃は銃手用キューポラに設置され、車内よりの遠隔操作も可能になっている。
73式は浮航能力を有しているが、車体前方にトリムベーン、転輪にフロートを約30分かけて取り付ける必要があり、必要ならば浮航させることが出来るという程度である。
全長:5.8m 全幅:2.9m 全高:2.21m 重量:13.3t
三菱 4ZF 空冷4気筒ディーゼル:300hp
最高速度:60km/h
武装
 M2 12.7mm重機関銃
 74式 7.62mm車載機銃
乗員:4+8名

89式装甲戦闘車(FV) (2003/1/15更新)
      (2004/3/16更新)

俗に言うIFV(歩兵戦闘車)で、90式戦車等と共に機動打撃部隊を構成し、敵部隊に対する逆襲・突破を行うことを目的として開発された。
89式は大きく3区画に分かれ、車体前方左側にパワーパック式の機関を置き、その右側に操縦主席と副分隊長席がある。
その後方が戦闘室で、2名用の大型砲塔を備えている。主砲は対空射撃も可能な35mm機関砲で、副武装に7.62mm同軸機銃も装備している。砲塔の左右には各1基の重MAT発射機を備えており、対戦車自衛戦闘能力も有している。
車体後部が兵員室で、後面に観音開きのドアを持ち、背中合わせに各3名分の座席が設けられている。兵員室の側面には乗車戦闘用のボール・マウント(右2、左3、後1)が設けられ、89式小銃による射撃が可能である。
全長:6.8m 全幅:3.2m 全高:2.5m 重量:26.5t
三菱 6SY31WA 水冷4サイクル6気筒ターボ・ディーゼル:600hp
最高速度:70km/h
武装
 エリコンKDE 35mm機関砲
 74式 7.62mm車載機銃
 79式対舟艇対戦車誘導弾(重MAT)発射機×2
乗員:3名+7名

96式装輪装甲車(WAPC)
      (2003/1/15更新)
      (2004/3/16更新)

      (2004/10/23更新)

60式装甲車及び73式装甲車の後継として開発された装甲車。
装軌式に比べ安価で整備しやすい装輪式を採用している。装輪式は障害物に弱く不正地での機動性は装軌式に劣るのが、路上を高速で機動でき戦略機動性は高い。
車体前方右に操縦主が座り、その後方にキューポラ付きの車長席がある。その間の車体左側にエンジンが設置され、後方に小銃班の班長席がある。
車体後部が兵員室で、車体後面にランプ式のドアがあり、左右各4名分のシートが対面式に設置され、側面には二箇所ずつ外部視察用の窓が設けられている。
武装はキューポラに設置された40mmてき弾銃(グレネード・ランチャー)もしくは、12.7mm機関銃であるが、装備の比率は10:1となっている。
全長:6.84mm 全幅:2.48m 全高:1.85m 重量:14.5t
三菱 水冷4サイクル6気筒ターボ・ディーゼル:360hp
最高速度:100km/h
武装
 96式 40mm自動てき弾銃
 または、M2 12.7mm重機関銃
乗員:2+8名

60式自走無反動砲(SS) (2003/4/21更新)
      (2004/5/16更新)


自衛隊初の国産装甲車両。
開発は小松製作所(SS-1)と三菱重工(SS-2)の競作で始まったが、三菱がのちの61式戦車の開発をおこなうこととなった為、小松がSS-2を基礎に開発をおこなった。
リアエンジン・フロントドライブの車体の左側に操縦手と装填手が座り、その右側に2門の無反動砲を搭載した砲架と車長(砲手)席が備えられている。
 無反動砲と砲架は日本製鋼所製で、60式106mm無反動砲は米軍のM40 105mm無反動砲をライセンス生産したもので、試作時に搭載された105mm無反動砲と区別するため106mmと命名された。
砲架は45センチ上昇させる事が可能で、車体を隠蔽し露出を最小限にしての射撃が可能になっている。
 60式は制式化後、A型42両、不具合を改良したB型143両が生産された後、エンジンを6T120空冷ディーゼル(120馬力)からSA4D105水冷ディーゼルへと変更したC型が82両生産(後にB型も同様に改造)された。
全長:4.3m 全幅:2.23m 全高:1.586m 重量:8.0t
小松 SA4D105 水冷4サイクル4気筒ターボ・ディーゼル:150hp
最高速度:55km/h
武装
 60式 106mm無反動砲(実寸105mm)×2
 60式 12.7mmスポットライフル
乗員:3名

75式自走155mm榴弾砲(155HSP)
      (2003/4/26更新)

      (2004/5/16更新)

米国製自走砲の後継として開発された国産自走砲。
本来は、前年に採用され直接支援を行う74式自走105mm榴弾砲との二本立てで配備され、間接支援担当する計画だったが、各国の趨勢が155mm砲となった事と、両任務とも155mm砲で行うことが可能と判断されたため、配備は75式に一本化して進められる事となった。
 車体と砲塔は三菱重工の開発でアルミ合金製である。フロントエンジンの車体右側に操縦手が座り、車体後部の砲塔に車長、砲手、装填手二名と通信主が搭乗している。
155mm砲は日本製鋼所製で射程約19キロ。射撃後、砲身を装填位置まで自動的に戻す機構をもち、砲塔後部に備えられた各9発収納の回転式給弾器2基と装填装置(装薬は人力装填)によって毎分6発の射撃が可能である。
 75式は201両が生産され、北部方面隊の各師団特科連隊、富士の特科教導隊に配備されたが、現在、後継の99式との代替が行われている。
全長:7.79m 全幅:2.98m 全高:2.545m 重量:25.3t
三菱 6ZF 空冷2サイクル6気筒ディーゼル:450hp
最高速度:47km/h
武装
 30口径155mm榴弾砲
 M2 12.7mm重機関銃
乗員:6名

87式自走高射機関砲(87AW)
      (2003/4/21更新)

      (2004/6/20更新)

機動打撃部隊に随伴し、近接防空を行なうことを目的とした自走対空砲で、米軍供与のM15、M42ダスターの後継として、第7師団第7高射特科連隊、第2師団第2高射特科大隊のほか、高射学校等に配備されている。
70年代末に61式戦車の車体を用いて試作、試験も行われたが、開発は一時中断され、その後車体をより能力の高い74式戦車の物へと改めて82年より開発を再開、87年に制式化された。
車体前方右側に補助動力装置を追加した車体に長方形の大型砲塔を載せ、その両脇へ外装式に35mm機関砲を装備、砲塔後部上面に捜索、追尾の両レーダを設置している。
機関砲は、エリコン35mmKDA機関砲で射程3,500m、毎分550発の発射速度がある。
優れた電子・光学装置を備えた高性能な車両だが、それだけに1両約14億円と高価な物となっている。
全長:7.99m 全幅:3.18m 全高:4.4m 重量:38t
三菱 10ZF22WT 水冷2サイクル10気筒ターボ・ディーゼル:720hp
最高速度:53km/h
武装
 90口径35mm高射機関砲エリコンKDA×2
乗員:3名

96式自走120mm迫撃砲(120MSP) (2004/7/23更新)

96式自走120mm迫撃砲(120MSP)
96式自走120mm迫撃砲は、120mm迫撃砲RTを車載・装甲化したもので、第7機甲師団第11普通化連隊の重迫撃砲中隊にのみ配備されている
96式の車体は92式地雷原処理車と同じ足回りを用いて造られ、車体前方に機関部を置き、その右側に操縦主席と車長席が雛壇上に配置されている。
車体後部は天井のハッチと後面のランプによって開放可能な戦闘室となっており、そこへ120mm迫撃砲を後ろ向きに搭載している。
120mm迫撃砲は、107mm迫撃砲の後継として、仏トムソン・ブラント社製の120mm迫撃砲を豊和工業でライセンス生産したもので、通常弾で約8.1km、ロケット補助推進弾(RAP)では13kmもの射程があり、毎分15〜20発という発射速度を持つ。
全長:6.7m 全幅:2.99m 全高:2.3m 重量:23.5t
水冷2サイクル8気筒ディーゼル:410hp
最高速度:50km/h
武装
 120mm迫撃砲RT
 12.7mm重機関銃M2
乗員:5名

高機動車(HMV) (2003/4/26更新)
      (2004/2/23更新)
      (2004/10/11更新)

      (2004/11/5更新)

高機動車(HMV)
小型トラック(ジープ、パジェロ)よりも搭載力が大きく、中型トラックよりも機動力が高いという、ジープとトラックの隙間を生める車両で、普通科一個班にあたる10名を乗せることができる。
ハブ・リダクションの採用により最低地上高を稼ぎ、空気圧調整装置、四輪操舵により高い機動性を得ている。
また、その搭載能力や機動性を生かして、さまざまな機材の輸送を行うだけでなく、近SAM、MPMSといった派生型も作られている。
全長:4.9m 全幅:2.15m 全高:2.35m 重量:2.55t
トヨタ製 水冷4サイクルOHVディーゼル:150hp
最高速度:105km/h
乗員:10名

軽装甲機動車(LAMV) (2004/2/28更新)
      (2004/10/23更新)

軽装甲機動車(LAMV)
平成14年度より配備の始まった最新鋭の小型装甲車輌。装甲は12.7mm機関銃の射撃に耐える能力があるといわれる。
偵察・警戒、対ゲリラ戦やPKO任務等、使い道の多い車輌である。
他の装甲車輌に比べ小型軽量なため、輸送機(C-130 2輌、C-1 1輌)とCH-47ヘリ(2輌)によって空輸でき、空中投下も可能である事から、空挺、ヘリボーンによる素早い部隊展開ができる。
固定武装は無いが、天井には全周回式の円形ターレット・ハッチが設けられており、ターレットにはMINIMI用の銃架を設置できるほか、車内より軽MAT等の携行火器の射撃が可能である。
全長:4.245m 全幅:2.04m 全高:1.8m 重量:5.2t
最高速度:100km/h
乗員:4名

82式指揮通信車(CCV) (2004/10/15更新)
      (2004/10/23更新)

82式指揮通信車(CCV)
陸上自衛隊初の国産装輪装甲車。
装輪装甲車の研究の為、1974年より、三菱重工業が6×6、小松製作所が4×4の車両を試作し、6×6の採用が決定された。
その後、小松も6×6に改めて開発を続け、82年に指揮通信車として制式化され、師団司令部や連隊本部に配備されている。
車体前部に操縦席と助手席、その後方が機関部で、その右側に車体後部と繋ぐ通路がある。
車体後部は天井が一段高くなっており、そこに6名の指揮通信要員が搭乗する。
同車をもとにした派生型に化学防護車がある。
全長:5.72m 全幅:2.48m 全高:2.38m 重量:13.6t
いすゞ 10PB1 水冷4サイクル10気筒ディーゼル:305hp
最高速度:100km/h
武装
 12.7mm重機関銃 M2
 62式 7.62mm機銃
乗員:8名

87式偵察警戒車(RCV) (2004/10/15更新)
      (2004/10/23更新)

87式偵察警戒車(RCV)
82式の足回りをもとに、83年より開発が始まり、87年に制式化された装輪装甲車で、師団及び旅団の偵察隊などに配備されている。
車体前部に操縦手席と前部斥候員席があり、その後方に25mm機関砲を主砲、同軸機銃に7.62mm車載機銃を装備した砲塔があり、車長と砲手が搭乗する。
車体後部右側に機関部が置かれ、その左に後ろ向きに設けられた後方斥候員席があり、後部のカメラ等の操作を行う。
全長:5.99m 全幅:2.48m 全高:2.80m 重量:16t
いすゞ 10PBI 水冷4サイクル10気筒ディーゼル:305hp
最高速度:100km/h
武装
 25mm機関砲 エリコンKBA
 74式 7.62mm車載機銃
乗員:5名

73式大型トラック (2004/11/24更新)

73式大型トラック
73式大型トラックは3トン半トラックとも呼ばれる6×6のトラックで、陸上自衛隊の車両で最も多く配備されており、一般人にも馴染み深い車両である。
形式名の通り1973年より配備が始まった初期型、1987年より配備されたキャビンを大型化しエンジン出力を上げた改良型、1999年より配備が始まったキャビン形状を一新し、エンジンをより高出力化、最高速度も105km/hとなった新型の3タイプに大きく分けられる。
いずれも、いすゞ製で民間用トラックをベースに開発されている為、調達年度によって細部が異なっている。
73式は3トン半積みの物を基本に、荷台を延長したロングタイプ、ダンプ、タンク車、軽レッカ等、様々なタイプがあり、81式短SAMの車体にも用いられている。

全長:7.03m 全幅:2.485m 全高:3.08m 重量:7.98t
いすゞ製 水冷V型8気筒ディーゼル:240hp
最高速度:95km/h
積載量:路外3.5t 路上6t 人員22名

75式ドーザ (2006/6/1更新)

75式ドーザ
陸自施設科の高機動ブルドーザ
このブルドーザは軍用装軌車輌の足廻りを有し、最高速度45km/h、行動距離400kmという一般建設用重機とは別格の 高い機動性を誇る車輌です。
また、排土板は中央のヒンジで簡単に折り畳めるようになっており、車幅を狭めての車載(トレーラー、貨車)が短時間でできます。一般のブルドーザは 排土板を外さないと貨車に積めなかったりします。
作業時の排土板の微調整も 一般のモノよりは簡単にできるようになっています。
外観は鉄板製の簡単な装甲が特徴です。 移動時は排土板の無い方が前となります。
迷彩は何パターンかあり、内臓も何バージョンかあるもようです。

九五式軽戦車 (2002/9/14更新)


九七式中戦車(チハ) (2002/9/18更新)


九七式中戦車改_夏 (2002/9/7更新)


九七式中戦車改_通常 (2002/9/7更新)


一式中戦車_チヘ1 (2002/9/7更新)


一式中戦車_チヘ2 (2002/9/7更新)


三式中戦車_チヌ (2002/9/7更新)


四式中戦車_チト (2002/9/7更新)


五式中戦車_チリ (2002/9/10更新)


1式半装軌装甲兵車_ホハ (2002/9/21更新)


1式7.5自走砲_ホニ (2002/9/7更新)


三式7.5自走砲_ホニ (2002/9/7更新)


一式10cm自走砲_ホニII (2002/9/8更新)


試製12糎自走砲_ホト (2002/9/20更新)


試製十糎砲(ホリ) (2002/9/10更新)


試製5式47粍自走砲_ホル (2002/9/14更新)


九四式軽装甲車 (2002/9/21更新)


装甲作業機(SS器) (2002/9/21更新)


装甲作業機丁型 (2002/9/21更新)


くろがね四起3型 (2002/9/14更新)


くろがね四起5型 (2002/9/14更新)


日産180 (2002/9/14更新)


91式10cm榴弾 (2004/2/28更新)

模型部品を参考にしながら描いた物なので、どこか違っているかも知れません。どなたかが決定版を投稿してくれるまでの「つなぎ」として発表します。投稿お待ちしています。

41式山砲 (2004/9/13更新)