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(2002/9/1更新)
LT-35 
LT-35軽戦車/Pz.Kpfw.35(t)
35(t)戦車はスコダ社が開発し、1935年にチェコスロバキア陸軍に採用された。占領後、ドイツ軍に接収されポーランド戦、フランス戦、41年のロシア戦まで使用された。II号戦車とほぼ同クラスであるが武装、装甲とも優っている。1938年までに424両が完成し、219両が35(t)戦車としてドイツ軍で使用された。
重量10.5t 乗員4名 武装3.7cm砲1、機銃2 最大装甲厚25mm 最大速度34km/hページのトップへ戻る
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(2002/9/15更新)
Pzkpfw38(t) 
LT-38軽戦車/Pz.Kpfw.38(t)
38(t)戦車はCKD社が開発し、1938年にチェコスロバキア陸軍に採用されたが、1939年3月にドイツの保護領とされたため、チェコスロバキア陸軍には完成車両は納入されていない。CKD社もドイツ風なBMMと社名を改められ、38(t)戦車としてA型からG型まで合わせて1321両、自由スロバキア軍向けのS型(当初はスウェーデン向け)90量が生産された。口径長、装甲においてIII号戦車に優る38(t)戦車はフランス戦、ロシア侵攻の電撃戦を支えた立役者の1人である。大戦中盤以降は各種自走砲の車台として用いられ、ドイツ軍に欠かすことのできない車両となっている。
重量10.4t 乗員4名 武装3.7cm砲1、機銃2 最大装甲厚50mm 最大速度42km/hページのトップへ戻る
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(2003/1/15更新)
M4A5 
巡航戦車 ラム Mk.II (M4A5)
Ram(雄羊)巡航戦車です。アメリカのM3中戦車のエンジンと駆動系を流用し、鋳造製の上部車体と砲塔を新設計している。Mk.Iは2ポンド砲を装備し50両生産された。Mk.IIはジャイロ式安定装置を取り付けた6ポンド砲を装備し、1899両が生産され多くはイギリスに送られ訓練用として用いられた。アメリカ軍ではラム巡航戦車をM3カナディアンまたはM3A6中戦車と呼んでいたが、最終的にM4A5中戦車とM4ファミリーの番号をあてた。
重量29.6t 乗員5名 武装6ポンド砲1、機銃3 最大装甲厚76.2mm 最大速度38.4km/hページのトップへ戻る
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(2003/1/15更新)
RamKangaroo 
ラム・カンガルー装甲兵員輸送車
英連邦軍では砲塔などを損傷した戦車の車体を使って、歩兵や物資の運搬用の車両として大量に使用しました。これらの車両を「カンガルー」と呼びました。
最初からこの用途のためにラム巡航戦車の砲塔を撤去してしまったのが、ラム・カンガルーです。改造数ははっきりしませんが、2個の輸送連隊が編成され中隊単位でさまざまな部隊に分派され、ヨーロッパ戦終結まで戦いました。
重量?t 乗員3名+兵員8名 武装 機銃1 最大装甲厚76.2mm 最大速度38.4km/hページのトップへ戻る
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ねこくん
(2006/3/29更新)
AC-1 Sentinel
AC-1巡航戦車 センチネル
オーストラリアで初めて量産された戦車。
1940年の緊迫する国際情勢の中、イギリス自治領だったオーストラリアは独自の戦車の開発を始めた。
当時のオーストラリアの工業力は極めて低く、戦車の生産には様々な問題があったが、外国から技術者を招くなどの努力の結果、1942年に完成されたのがこの車両である。
全体に鋳造を採用し、エンジンは小型のものを3基結合するなど、比較的低い工業レベルでも生産可能とする工夫されていた。
AC-1は、当初は大量配備される計画だったが、アメリカ製中戦車M4が供給されるようになったため中止された。
完成した66両は全て訓練用に使用され、実戦には投入されていない。
ちなみにACはAustralian Cruiser(オーストラリア製巡航戦車)の略。
重量: 28.5t 乗員: 5名 エンジン出力: 330hp(ガソリン) 速度: 48km/h(路上)
武装: 52口径40mm砲[2ポンド砲] *1 7.7mm機関銃 *3
装甲: 砲塔全周-65mm / 車体前面-65mm(傾斜) / 車体側背面-45mmページのトップへ戻る
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ねこくん
(2006/1/14更新)
TK-3 
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ねこくん
TK豆戦車 (TK-3豆戦車)
購入されたカーデン・ロイド豆戦車をもとに開発されたポーランドの豆戦車。
オリジナルと比べると大型化し、上面を完全に装甲で覆うなど改良が加えられている。
初めて量産が行われたポーランド戦車となったが、やがて生産は改良型のTKSに移行した。
因みにTK-3は試作型の名称で、実際に生産された車両の名称はTKというらしい。
もっとも、試作型TK-3と量産型TKは、名前こそ違うものの同型である。
重量: 2.43t 乗員:2名 エンジン出力: 40hp 速度:40km/h
武装: 7.9mm機関銃 *1
装甲: 8mm ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/10/26
チェンタウロ戦闘偵察車
イタリアのチェンタウロ戦闘偵察車です。イタリアは海岸線が長く、全ての海岸に敵兵力の上陸に備えて兵力を配備することは不可能なので、北部に主力戦車、南部に機動性の高い軽装備部隊を配備して対応する策をとっています。チェンタウロは有事の際に高速道路などを利用して戦力を迅速に必要な場所に展開するために、防御力を犠牲にして火力と機動力を高めた火力支援車です。チェンタウロという名はギリシャ神話のケンタウロスにちなんでつけられています。 主武装として52口径105mmライフル砲を装備した砲塔を装備しており、高い火力から「装輪戦車」と呼ばれています。ただし防御力は正面が20mm弾、ほかが12.7mm弾に耐えれる程度しかありません。PKOでソマリアに派遣された際には増加装甲キットが開発され装備されました。 チェンタウロは400両生産されたうち、後期の150両は弾薬をおろし、歩兵4人を搭載可能な準歩兵戦闘車となっています。さらに本車をベースに大型化し、歩兵7人を収容可能とし、エリコンKBA 25mm機関砲を装備した「フレシア歩兵戦闘車」も配備されています。 スペック 全長 8.555m(車体長:7.40m),全幅 3.05m,全高 2.735m,重量 26.0t,乗員数 4名 装甲・武装 主武装 52口径105mmライフル砲 副武装 7.62mm機関銃MG42/59×2 機動力 速度 108km/h エンジン IVECO 8260 4ストロークV型6気筒 液冷ターボチャージド・ディーゼル 512hp/2,300rpm 行動距離 800 km ページのトップへ戻る
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ねこくん
(2003/2/10更新)
M13/40 
M13/40
車体に主砲を搭載したため、射角が狭い等の問題を抱えていたM11/39の後継。
イタリア陸軍の主力だった。ページのトップへ戻る
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ねこくん
(2003/3/10更新)
Semovente M40 da 75/18 
セモヴェンテ M40 da 75/18 ページのトップへ戻る
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川邑榊
(2004/1/6更新)
 
C1アリエテ
1995年より配備が開始されたイタリア陸軍の第3世代主力戦車。
レオパルドIのライセンス生産と輸出用として同戦車をもとに開発されたOF-40戦車の経験を生かして開発された。
その為、OF-40をそのまま拡大したようなスタイルをしている。
 主砲はOTO・ブレダ社製の44口径120mm滑腔砲を採用しているが、薬室はラインメタルRh120と同寸になっており、弾薬は共通化されている。
 これといった特徴は無いが、良く纏まった戦車である。
なお、自動装填装置を採用し、エンジン換装、油圧サスペンションへの変更等を行うアリエテMk.2が計画されている。
全長:9.67m 全幅:3.6m 全高:2.5m 重量:54t
イヴェコ MTCA V型12気筒4サイクル水冷ディーゼル:1,300hp
最高速度:65km/h
武装
 44口径120mm滑腔砲
 7.62mm機銃*2
乗員:4名ページのトップへ戻る
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戦艦乞食
(2003/8/3更新)
TIP A 
テスキ・テンキ・ヴォジロA
T-34/85のユーゴスラビアオリジナル改良型。避弾経始をさらに追求した形ですが内部部空間がさらに狭小となってしまったため実戦力としては疑問符が付きます。1950年に5輌試作されたものの、ソ連との関係が悪化して技術援助も打ち切られてしまったのでそれ以上の開発には進めませんでした。ページのトップへ戻る
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ねこくん
(2006/6/18更新)
TACAM T-60
TACAM T-60 自走砲
ソ連のT-60軽戦車をベースにルーマニアで作られた自走砲。
搭載する76mm砲もソ連からの鹵獲品だった。 ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/12/15
K1A1(88式)戦車
大韓民国のK1A1(88式)戦車です。K1戦車は、北朝鮮軍がT-72を配備した場合、既存のM48やM60では対抗できなくなると判断した韓国政府によって開発がスタートしました。しかし、戦車の開発経験がなかったためM1戦車を開発したアメリカのクライスラー・ディフェンス社と共同開発することになりました。設計・開発はアメリカ側が行い、生産は現代車輌社が担当することになりました。
K1は軽量化と低視認性を図り、機動性を重視するものとなっています。そのため側面装甲と火力が犠牲となっていました。 装甲は車体、砲塔全面はアメリカ国内で生産され、ブラックボックス化されたものを韓国で組み立てた複合装甲が採用され、側面は中空装甲となっています。 その後K1A1戦車へと改良された際、装甲の強化、火器管制装置や外部視察装置の改良し、さらに主砲を120mm滑腔砲へと換装されましたがもともと小型であったK1に120mm滑腔砲を載せたため機動性が悪化し砲弾搭載数が減るなど各所に無理が生じ、K1からK1A1に乗り換えた乗員によると砲塔内部の空間が狭くなり居住性が悪化し整備しづらくなったみたいです。しかし2011年に変速機に重大な欠陥があることが発覚し全車リコールされる可能性があると見られています。さらに改良した際、火災検知器をアメリカ製から韓国製に変えた結果、砲塔を左に旋回して射撃すると、検知器が誤作動を起こし車内に消火用のハロンガスが自動的に放出される事故が発生したため全車改修となりました。
スペック 全長 9.71m,車体長 7.47m,全幅 3.59m,全高 2.25m,重量 53.2t 懸架方式 油気圧/トーションバー併用 速度 65 km/h(整地) 40 km/h(不整地) 行動距離 437km 主砲 120mm滑腔砲(32発) 副武装 12.7mm重機関銃M2×1(2,000発) 7.62mm機関銃M60E2×2(8,600発) 装甲 複合装甲 エンジン MTU MB871Ka-501ディーゼル 1,200 hp 乗員 4名 ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/6/30
メルカバのMk3バージョン
メルカバのMk3バージョンです。レバノンでの教訓から開発されました。メルカバシリーズで初めて120mm滑腔砲を装備しました。
概要
全長 9.04 m、車体長 7.6 m、全幅 3.7 m、全高 2.7 m、重量 65t、最大速度 60 km/h
武装 44口径120mm滑腔砲L44 副武装 12.7mm機銃M2×1 7.62mm機銃×2 ソルタム60mm迫撃砲×1
エンジン 4ストロークV型12気筒ターボチャージド・ディーゼル  1,200 hp 乗員 4名 ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/6/30
メルカバMk.4戦車
メルカバMk.4戦車です。メルカバはイスラエルで開発された第三世代、第3.5世代戦車です。イスラエルの特殊な事情を色濃く反映した設計となっています。メルカバとはヘブライ語で騎兵戦車(チャリオット)のことです。 Mk.4はメルカバシリーズの最新型にして現在のイスラエル軍主力戦車です。強固な防御力、強力な武装と高度な電子機器を装備し、2004年から部隊配備が始まっています。旧モデルとの大きな違いは砲塔の大型化です。砲塔には外装式のモジュール装甲が装備され、砲塔上面と砲塔リング周りの防御も考慮されており、トップアタックに対する防御力が向上しています。本車のユニークな特徴としてはエンジンが前部にあることと後部にハッチがあることが挙げられます。前部のエンジンがあるのは主装甲が貫通されてもエンジンで敵弾を止めるためです。イスラエルで最も貴重な資源は人間と言われるぐらいなので犠牲を極力減らすためにこのような設計になっています。 後部にハッチがあるのは兵員の輸送や弾薬の補給のためのほか、負傷兵や戦死者を連れて帰るために装備されています。
概要
全長 9.04 m、車体長 7.6 m、全幅 3.7 m、全高 2.7 m、重量65t、最大速度 60 km/h
武装 44口径120mm滑腔砲L44 12.7mm機銃M2×1 7.62mm機銃×2 ソルタム60mm迫撃砲×1
エンジン 4ストロークV型12気筒ターボチャージド・ディーゼル 、1,500hp 乗員 4名 ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/6/18
99式戦車
中華人民共和国の3.5世代戦車の99式戦車です。 99式戦車は98式戦車の開発実績を踏まえて開発された戦車でヨーロッパ製の技術を多く導入されていて、独自のレーザー誘導兵器やレーザー検知式アクティブ防御システムも導入されるなど今までの中国戦車とは異なるユニークなものだったのですが、値段が高く、廉価版の96式戦車とハイローミックスで配備が進んでいるようです。  本車の最大の特徴はJD-3と呼ばれる中国独自のアクティブレーザー防御システムを装備していることです。これは敵車両からのレーザー照射を検知して警告を発し、敵のレーザー照準器に攪乱・破壊レーザーを照射して攻撃を防ぐシステムであり、レーザー通信機を兼ねていると言われています。
概要
全長:11.0 m 車体長:7.30 m 全幅:3.40 m 全高:2.40 m 重量:54.0 t
速度:80 km/h(整地),60 km/h(不整地)
武装 主砲:ZPT-98式50口径125mm滑腔砲 副武装:85式12.7 mm機関銃 もしくは 02式14.5 mm重機関銃 86式7.62 mm機関銃 砲発射式対戦車ミサイル 装甲:複合装甲及び爆発反応装甲
エンジン:水冷4ストローク V型12気筒ディーゼルエンジン 1500 hp 乗員:3名 ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/10/27
Strv.103C戦車
スウェーデンは中立国である都合上、基本的に防御戦闘が主体となることが考えられました。1950年代までセンチュリオン戦車を用いていましたが、次期主力戦車として開発されたのがStrv.103、別名Sタンクです。  スウェーデンは起伏に富んだ地形が多いため、車体前面投影面積を極限まで抑えるために砲塔を取り除き105mmライフル砲を搭載するという極端なデザインがなされることとなりました。砲塔がないため、照準は車体旋回が必要になる問題もあり、射撃後の陣地転換のために後進用操縦席まで装備していました。また傾斜地において最適な射撃位置を確保するため、サスペンションによる姿勢制御機能も取り入れられており、同じように起伏に富んだ地形で防御戦闘を想定している日本の74式戦車などにも取り入れられる先進的な手法となりました。 自動装填装置も装備され、運転手が砲手を兼任するため、操縦席に火器管制装置が備え付けられており、車長席にも火器管制装置と操縦装置が備えられ、車長及び操縦手の双方で操縦と戦闘を行うことが可能となっています。さらに自動装填装置が装備されているために装填手は不要です。(ただし故障時は無線手兼副操縦手が装填手となる)このためStrv.103は世界で唯一、乗員1名でも移動と射撃が可能な戦車となります。 1967年から量産が開始されています。しかし、砲塔がないため防御後の攻勢において必要となる行進間射撃ができないなどのデメリットが大きく、1990年代に全車が退役し、後継戦車としてドイツのレオパルド2を小改良したStrv121、及びStrv.122戦車を導入しています。 スペック 全長 9.00m,車体長 7.04m,全幅 3.80m,全高 2.14m,重量 42.5t 懸架方式 トーションビーム式 速度 50km/h (整地) 6km/h (水上) 行動距離 390 km 主砲 L74 105 mm ライフル砲 副武装 Ksp.58 7.62mm機関銃×3 (固定装備×2 , 対空用×1) エンジン デトロイト・ディーゼル (290hp) ×1 キャタピラ ガスタービン (490hp) ×1 780hp (290hp+490hp) 乗員 3名 ページのトップへ戻る