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佐藤利行(99/6/4 01:21)
> うーん、レーザーを積めるだけの出力が確保できるのならば,レールガンの方が > 先かな,という気がします。
SDI構想から最近の戦域弾道ミサイル防衛(TMD)までの絡みでレーザービーム 兵器の開発の方が力が入っていて、実用化が進んでいる様に見えるもんで。
> そいや、ずっと前米軍が,B-1にレーザーを積んで実験してませんでしたっけ?
B−1用の近接防御兵器って事で、ALL(空中レーザー実験機)計画としてKC-135 に炭酸ガス・レーザーを積んでサイドワインダーやファイアビーを2機を墜としたりして ました。(1980年代前半) これ以外でも陸軍が1976年(意外と古い)にMTU(移動テストユニット)と呼ばれる 装軌車に15kwの炭酸ガスレーザーを搭載して無人標的機を墜とす実験なんかも してます。
それでレーザービーム兵器の現況ですが、今研究してる中で一番実用兵器に 近いのが、海軍主導でホワイトサンズ試射場みに設置されたシーライト計画の MIRACL/SLBD陸上レーザー実証兵器システム(な、長い^^;)だそうで、 中波長赤外線3.6〜4.0ミクロンのレーザービームをでCW2.2メガワットで発射 出来るそうです。
後、空軍がエアボーン・レーザー(ABL)を積んだB747改造機を7機作って 2008年までに「空中艦隊」を作りたい意向らしいです。 (弗化重水素化学レーザー、波長3.8ミクロン、3メガワット(目標)を搭載)
さて、上手くいくかどうか?
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