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T・クランケ著「ポケット戦艦」の中で、 「改定暗号表が艦と索敵機で異なっていたので(艦が改定後、機が改定前)、索敵機があわや遭難寸前になった」 という記述があります。 質問ですが、なぜこの様なトラブルが起きたのでしょうか? (空軍と海軍の連絡の悪さとも思われますが、暗号表の改定などの重要事項が連絡なしに行われたとは考えにくいのですが……) 安井 賢一 |
- 空軍所属だったからでしょう。
マイソフ
- プロ野球ですら投手と捕手の暗号表を改定前と後の間違いがあるのよ。
opec
- 索敵機が艦載機のことだとしたら、建前上は空軍から派遣されていたとしても実質航海に出てしまえば各種装備は海軍側から提供されるのではないかと考えられます。暗号が変更になったからといって何らかの手段で海上の空軍兵士に空軍が独自に更新された暗号を知らせるよりも(特に艦載機という性質上)艦(海軍)側から提供されるのではないでしょうか?
単純に搭乗員が古い暗号表を持っていってしまったという凡ミスのように思います。
藤次郎
- マイソフさん、opecさん、藤次郎さん、ありがとうございます。
もう一回「ポケット戦艦」を読み返してみると以下の様に書かれていました。
1.搭乗員は改定前の暗号表しか持っていない(索敵時に搭乗員のロッカーを確認した副長が暗号表がないと言っている)。
2.アドミラル・シェーアが帰港した後、搭乗員の上官が軍法会議にかけらている。
おそらく、暗号表の改定時期と艦の出航による搭乗員の移動が重なってしまい改定後の暗号表を渡すのを忘れたのでしょう。
安井賢一