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軍隊には指揮官が負傷ないしは死亡した場合に直ちに部隊の指揮を取れる用に 序列ができているのですが では 1、1941年12月8日の時点で連合艦隊司令長官の山本五十六大将が何らかの理由で指揮が取れなくなった場合の序列はどうなっていたのでしょうか? 2、上記の場合第二艦隊司令長官や南雲忠一第一航空艦隊司令長官が指揮を取る局面が有ると思うのですが上記の二人を例にすると彼らはそれぞれマレー沖と ハワイ沖にいるのですがこの場合どうやってそれぞれの指揮をとるのでしょうか? ケンケン |
- 1 第2艦隊司令長官近藤中将です。
2 近藤中将の場合は南方部隊はそのまま直率だから問題なし。他の部隊には「既定ノ作戦計画ニ沿ッテ行動スベシ」というような命令を出すと思われます。
南雲中将の場合は、南雲中将が聯合艦隊の指揮を執るためには3〜7人の司令長官が指揮不能にならないといけません。
開戦直前に3人以上の艦隊司令長官が指揮不能になるようでは、戦争を始めないのが一番良いと思われます。
出沼ひさし
- 出沼ひさしさん
回答ありがとうございます
>1,なるほど二番目は近藤信竹中将なんですね。ありがとうございます
ところで彼以降はどうなっているのでしょうか?
>2,開戦直前に3人以上の艦隊司令長官が指揮不能になるようでは、戦争を始めないのが一番良いと思われます
まあ確かにそうなんですがそれを言ってしまうと身もふたもなくなるのでW
ケンケン
- >ところで彼以降はどうなっているのでしょうか?
第二艦隊長官 近藤信竹中将(海兵35期)
第一艦隊長官 高須四郎中将(海兵35期)
第三艦隊長官 高橋伊望中将(海兵36期)
第五艦隊長官 細萱戊子郎中将(海兵36期)
第六艦隊長官 清水光美中将(海兵36期)
第一航空艦隊長官 南雲忠一中将(海兵36期)
第十一航空艦隊長官 塚原二四三中将(海兵36期)
第四艦隊長官 井上成美中将(海兵37期)
南遣艦隊長官 小沢治三郎中将(海兵37期)
海兵36期については、ハンモックナンバー(同期の序列)を知らないので、順不同。
そういえば、昭和19年3月31日に古賀峯一聯合艦隊司令長官がパラオからダバオに移動中遭難したため、後任の豊田副武大将が親補される5月3日までの間、南西方面艦隊長官の高須四郎大将が指揮権を継承し、戦局が大混乱に陥った事件がありましたね。
平山
- 「昭和16年12月1日調 現役海軍士官名簿」によれば、GF各長官の序列は次のとおりです。
聯合艦隊司令長官 山本五十六大将(海兵32期)電報符九
第二艦隊司令長官 近藤信竹中将(海兵35期)電報符一七
第一艦隊司令長官 高須四郎中将(海兵35期)電報符一九
第三艦隊司令長官 高橋伊望中将(海兵36期)電報符二四
第一航空艦隊司令長官 南雲忠一中将(海兵36期)電報符二五
第五艦隊司令長官 細萱戊子郎中将(海兵36期)電報符二六
第十一航空艦隊司令長官 塚原二四三中将(海兵36期)電報符二八
第六艦隊司令長官 清水光美中将(海兵36期)電報符二九
第四艦隊司令長官 井上成美中将(海兵37期)電報符三一
南遣艦隊司令長官 小沢治三郎中将(海兵37期)電報符四四
おせっかい焼き