11 あるいは、どちらとも言えない−結論なのかもしれませんが
戦場においての食料として
米と、パンでは、どちらが有利なんでしょうか?

usio

  1. 調理としては、水だけで済む、米
    栄養価と保存期間なら、パン
    と、個人的には思っているのですが…。
    usio

  2. Ans,Qトップより。

    AnsQ過去ログ検索(他のサイトの検索はできません)
    質問の前に検索で調べるのはネット時代の常識です。

    過去ログの検索はなさいましたか?
    紅葉饅頭

  3. >紅葉饅頭様
    はい。
    しましたが、見つかりませんでした。
    ですが、もう一度確認してみます。
    ありがとうございました。
    usio

  4. 例えば「ご飯」で検索すると・・・。
    http://www.warbirds.jp/ansq/42/D2002187.html
    SUDO

  5. SUDO様
    何事も「見方」が大事なのですね。
    ありがとうございました。
    usio

  6. 一応済んじゃったみたいですが、あえて戻って考えてみると・・・

    有利なのはやはり「米」ではないでしょうか。

    栄養学的には「玄米」は量さえあれば全栄養素を確保できるし、実
    用面な麦飯(旧軍では3:7)でも、かなり良い線をいっています。
    さらに米はおいしく、脱穀・精米しただけで保存・調理できますが、
    パン(小麦)は製粉も要るし大変です。
    麦類は一部の国ではそのまま食べますが、まずいので、通常、製粉
    >練って形状を整え>焦げ目をつけたりソースを絡ませる、ことで
    食べれるようにします。
    私はポーランドで麦焼き飯?を食べたが死ぬほどまずい。
    また、欧米の金持ちはパンは耳だけ食べて白いとこは捨てたりします。
    ワッフルという調理法もご存知でしょう。

    携帯性で見ると、パンは優れていますが(この辺がドイツ軍がジャ
    ガイモ中心にできない理由?)、食べるにはスープが欠かせず、こ
    れも手間です。
    旧軍では、パンには必ず汁物となめもの(パンにつけるもの、普通
    は白砂糖)がつきました。
    ドイツ兵も飯盒とラード入れ(パンに塗る)を必ず持っていますね。
    米なら握り飯とタクワン、水筒の水でしばらくもちます。危険な最
    前線へは麦わらに包んで投げ込んだりしたそうです(手投飯)。

    さらに、単位面積あたりの収穫カロリーが、米と麦ではぜんぜん違
    います(米>ジャガイモ>麦)。アジアの高人口密度は米作のおか
    げですから。

    まあ、良いことずくめの「米」ですが、南方系作物の稲の生育条件
    は限られるし、人間に限らず動物は食べ物の変化には保守的です。
    えりっひ

  7. どちらが有利とも一概には言えないかと。(想定する環境によって差が激しいため)
    軍事からは脱線しますが数日間米かパンのどちらかだけでどこかの山を縦走してみたりすると実感できます。
    例えば米だと水が確保できない場合は炊飯用の水を自力で運搬する必要(=水の確保が重要)です。また炊飯のための燃料が必要です。これに何らかの形で炊飯に使用した機材を洗浄する必要があります。ただし、長期保存が可能な事と日本人の場合短期的には副食が塩のみでもOKなのは大きな利点です。
    逆にパンの場合、食べ応えが無い事(そのため『圧縮』して携行する人もいる)と数日でカビが発生することが多いのが最大の欠点でしょうか。そのかわり加工済み食品なのでそのまま食べることが出来るのは大きな利点です。
    まぁ山屋さんはインスタントラーメン・パスタ(そのままスープパスタの事例が多い模様)・カロリーメイト・クラッカー・レトルト飯などの使用が多くなっているようです。軍隊で戦闘糧食を採用しているのと同じような理由です。
    ただ私のように入山初日に自然解凍された肉で焼肉をやったりスープやラーメンに米を投入して粥にして仕上げにパンでふき取りながら食べる変態も居ますw

    保存性・・・米・小麦(粒のまま)>小麦粉>パン>米飯
    喫食の簡便さ・・・米飯・パン>米>小麦粉(粥や水団などにする場合)>小麦粉(パンにする場合)
    まとめるとこんな感じでしょうか。
    つんぐすか

  8. 誰が食べ物を輸送して調理するのかという視点から見ても面白いかと思います。

    例えばWW2頃の欧米の軍隊の場合、前線近くのパン焼き部隊(軍ないし師団レベルで有しています)で小麦の製粉からパンの製造をします(乾パンなどは別)。
    また旧日本陸軍の場合、確かに生米を前線の兵士に渡して自炊させることも出来ましたが、制度上は中隊段列で一括して炊飯するものだったようです。
    中隊段列での調理は日本の場合副食も作りますが、欧米の軍隊でもやはり中隊レベルでシチューなど副食を作るもので、こういう視点で見る場合、主食のパンを配ればいいだけのパン食の軍隊に比べて、米食の軍隊は中隊段列での調理に手間がかかるという見方も出来ますし、逆の見方をすれば主食を中隊段列で作れる米食の軍隊は、主食を大きなレベルから配らなければならないパン食の軍隊より配給の手間がかからないという見方も出来るかと思います。
    つまり輸送という面を大きな視点で見れば米も小麦もたいした差がないと。あとは国家が兵隊に何を食べさせたいかというレベルではないでしょうか。

    もう一つ、このあいだあなたはどっちに出ていましたが、食材で排泄物の多寡をコントロールするという視点は目から鱗でした。当たり前のことかもしれませんが、寒い地域が油脂でカロリーを取るのはそういう理由もあるのですね。
    過去ログにも書いた人


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