277 艦船関係で質問するか迷いましたが、此方で質問させて頂きます。

第一次世界大戦中、ドイツ海軍の中で唯一未完成に終わったマッケンゼン級巡洋戦艦のみが14インチ砲を採用していますが、既に15インチ砲を搭載したバイエルン級や同じく15インチ砲を採用しマッケンゼン級の次に計画されていたヨルク代艦がある中でこの14インチ砲採用はどんな意味があったのでしょうか?

12インチ砲と15インチ砲の繋ぎにしては搭載する艦がマッケンゼン級4隻のみと少なく、この4隻の為だけに14インチ砲を生産するのは効率性や合理性の観点から見てどうなのかと思った次第でして。
GUY

  1. マッケンゼン級はもともとデルフリンゲル級と同じ機関を載せ、火力を増大するという前提で計画され、34p×8門 → 38p×6門 → 35p×8門という経過で最終決定し、起工されました
    つまり38pを載せる案は有ったケド、門数との兼ね合いで妥協的に35p×8門となったワケです
    (すでに38pの製造が進んでいるので35pへのサイズダウンは容易、弾種は増えますケド)
    いっぽう、次のヨルク代艦級はハナから38p×8門で計画されました(38p×10門の試案も有り)
    これは英フッド級に対抗するため他の選択肢は無かったワケです
    最終決定案だけでなく、そこに至る計画プロセスに着目されるのが宜しいかと存じます
    駄レス国務長官


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