267 マークスマンライフルには5.56mmnato弾を使用するものがありますが、
有効射程距離、マンストッピングパワー等に不安はないのですか?

その辺はバレルの長さなどでカバー出来ていると言うことなのでしょうか?

7.62mm NATO弾を使うマークスマンライフルだけで十分な気がしますが
どうなのでしょうか?
T

  1. Wikiにも書いてますがね?
    まずマークスマン(選抜射手)はスナイパー(狙撃手)とは違います。
    歩兵小隊に所属するので一般射手と弾薬に互換性がある事が補給上の大きな利点ですので、そちらを優先する場合があります。

    厳密に専用のマークスマンライフルを採用している国はアメリカ軍を除けば極少数ですし。


    SC

  2. 5.56×45mm弾でも、弾頭を62grから77grへ変更するなどした強化弾薬を使い、少しでも遠射に適応するようになどしていますが、7.62×51mm弾には有効射程、威力共に足りないようです。しかしそもそも選抜射手とは歩兵の延長にあり、「優秀な歩兵射手」であって、いわゆるな狙撃手とは求められている役割が異なります。また、選抜射手でも装備が5.56×45mm弾と7.62×51mm弾(米軍以外も考えるならば、アサルトライフル弾薬とフルサイズライフル弾薬と区切るべきですね)では少し変わってきます。

    >1
    SVDは事実上のマークスマンライフルではありませんか?運用・役割の意味でも、歩兵銃の延長という意味でも。名称のみに拘らなければ、米軍以外は極少数というわけではないと思います。それに、マークスマンライフル(あるいはその役割を持つ銃)は多くが専用では?
    騎青

  3. >2
    >SVDは事実上のマークスマンライフルではありませんか?
    そうですがそれが何か?
    それは違うなどと書いた覚えは無いのですが、そう理解されたのならお詫びいたします。
    (アメリカ軍やソビエト軍を除けばと書くべきでしょうか?)

    世界に多くの軍隊が有りますが専用マークスマンライフルを正式装備銃以外に採用している国がそれ程多いとは知りませんでした。
    (M−16に対してSDM−RやSAM−R等 AKに対してSVD等)
    正式装備の小銃や突撃銃にスコープ等を付けた物を専用マークスマンライフルとするならば、騎青様のご意見がもっともだと思います。

    しかし一例として自衛隊で64式にM84スコープを付けた銃が狙撃銃として使われていましたが、これは一般的な普通科小隊の装備では無いのでマークスマンライフルとするのは如何なものかとは思います。
    SC

  4. 追記
    根本的にはマークスマンライフルという概念をどうとらえるかで話は変わってきますね。
    SC

  5. >世界に多くの軍隊が有りますが専用マークスマンライフルを正式装備銃以外に採用している国がそれ程多いとは知りませんでした。

    私は別に多くの国が採用しているとは全く書いていませんが・・・。ただ「極」少数という言葉に多少の違和感を覚えただけです。極少数ということは、「(米軍以外)ほとんど無い」と言っているのとほぼ同じだと思います。私がSVDを例に出したのは、専用銃でマークスマンの様な運用を、それなりの数の国で行っているから、一例として出したまでです。
    SR-25は米軍のほかオーストラリアやイスラエルなどでも使われています。
    またイラクのタブクや、カナダのC7CTやC8CTなど主力小銃から派生したものでも、専用にカスタムされているものです。この類を、単純に通常の小銃にスコープを載せただけという認識すべきではないでしょう。専用のカスタムを施されたりしているものは、もはや別物の専用銃では?
    専用銃にしてもPSLやQBU-88とかMSSRとか見ていけばいろいろあります。

    軍への普及は国によりかなり様々でしょうが(一部部隊という例も結構)、ざっと見ただけでもそれなりの国数はあります。ご自分でもいろいろ見ていって下さい。別に100ヵ国がとかいうわけではないですが、ほとんど無いのかといえば違うでしょう。
    騎青

  6. Marksmanのような運用、と書いてきましたが、Designated marksmanのような運用、とした方が良かったかも。

    >4

    雑な紹介ではありますが、英WikiのDesignated marksman rifleの項とか見るといいかもしれません。
    騎青

  7. >5・6
    お互いの認識の違いと言う事は了解いたしました。
    ありがとうございます。
    SC

  8.  終わった話をややこしくするようですが、一点。
     64式小銃にスコープを取り付けたものは、至極一般的な「普通科小隊の装備」でした。各普通科中隊に4〜8程度あったと思います。
     「狙撃手」は射撃・戦技が優秀な古兵(陸士長〜3等陸曹)で、基本的には小隊長直轄で運用されていました。
     89式小銃には専用のスコープがありませんので、89式配備を前提にした編制ではマークスマンとしての狙撃手は消えてしまいましたが、今でも小隊長〜中隊長クラスの幹部の多くはマークスマンの復活を強く要望しているみたいですね。
    居眠り将軍


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