260 |
現代における銃剣の存在意義がわかりません。 いや、心理的効果とか英軍の事例とか知らないわけじゃないですが、 ちょっと考えてみたら有効性がよくわからなくなったのです。 着剣小銃で格闘できる距離=小銃の先を向けて突き出せる距離が最低限とれるなら、 そもそもそのまま撃てばいいんですし、さらに間合いを詰めて徒手格闘に持ち込まれたら、 近すぎて長い得物は振り回せないですし。敵に突き刺したら引き抜くまで銃が自由にならないのも、 接近戦では危険なタイムロスな気がします。 snow |
- 心理的効果が理解出来てるならそれでも十分かと?
素手より刃物は有効ですし、白兵戦の場合に弾切れになればこれまた有効だと思います。
現代?における存在意義が無いなら何故ほとんどの銃に着剣機能が有るのかお考えください。
AKは一時廃止しましたがすぐに復活させましたし、大抵のブルパップ式でも無理やり装着出来るようになっている。
つまりまだまだそれだけ有効性が高いと言う事です。
SC
- 現代の銃剣というのは、別な見方をすれば「銃に装着可能な多機能サバイバルナイフ」なわけで。
それと、着剣した小銃を持った相手に対し、そう簡単に間合い詰めて徒手格闘に持ち込めるものかどうか?
杉村徹
- 「銃剣」自体は、2にあるように多目的用途として必須なものですから、着剣装置があろうが無かろうが必要な道具です。
「着剣装置」は、それをつけるたところで銃のコストに大きな影響を与えるという事はありません。ほとんど影響ないですね。格闘戦について銃剣単体と銃装着状態では、リーチや威力の点で明らかに後者が有利です。また銃剣単体の運用では、銃が邪魔になります。スリングで吊ろうが何しようが、銃を持っていない時のような格闘戦闘を行う事は出来ないです(実際にやってみると痛感できます)。銃を置かなければ俊敏性を発揮できないようでは本末転倒です。着剣しているという事は、銃を置く必要が無いですし、射撃姿勢への復帰も早いです。
敵の肉薄が予想される時に、装着弾倉の弾を撃ちつくし装填が間に合わなければ、着剣ができなければ銃床で殴るしかなく再装填・射撃姿勢への復帰が遅れます。あらかじめ着剣しておけば大きく改善されるのは上記よりわかると思います。(銃床を使わないわけではないです)
こうのような状況は低下していますが、発生し得ないわけではありません。心理効果などはご存じの通り。
ほとんどコストをかけずに着剣装置を付与できるのあれば、わざわざ自らそれを無くして様々な効果・可能性を喪失する意味は無いという事でしょう。
騎青
- 状況によりますが「無音」というメリットもありますよ。
サイクロン
- 銃剣の有効性は現代においても立証されています
たとえば、
多数の敵を銃掃射で死傷させ、壊滅させることができたとしても(ある種の虐殺も含む)
死体だと思っていた敵兵士(民間人)が生きている場合ってよくあるんですよ、近年は防弾ベストが第三世界の紛争地帯まで普及してますから
そんな「生きた例外」を無くすために、死体チェックします
銃剣を使って、確実に死んでいそうなモノまで「チェック」するんです
銃大好き
- やっぱり、あった方が良さそうですね…。回答感謝です。
死体のチェックにも必要ですし。
snow
- >そもそもそのまま撃てばいいんですし
敵陣内に突入して敵味方入り乱れて戦うような場合、むやみに発砲すると
敵を貫通したタマが味方に命中なんてこともあるかと思いますが。
また、敵のまわりに爆発物があるような場合もなるべく発砲を控えたいところではないでしょうか?
ただ、最近では先端が尖ったフラッシュサプレッサーなんかも登場してますね。
着剣状態でなくとも、ある程度の刺突能力はありそうですね。
通りすがり
- 銃剣は、小銃に装着して使うことも、単独の刺突ナイフとしても使えるようになっています。
ケースバイケースでしょ。
戦闘レンジが極端に狭い場合もあります。
弾が切れて弾倉交換の暇がない場合は、そのまま小銃打撃で打ち据えて倒すか、事前に着剣できていれば刺突で倒せます。
小銃で相手を押さえ込むか、攻撃を躱して、その隙に空いた手で銃剣をつかみ刺突します。
弾が撃てないシチュエーションもありますし。
手で持つナイフより、槍の方が有効な場合もあります。
ならば、着剣できれば槍として使えます。
無いよりは有った方が、戦い方の幅が広がります。
koba-p
- 死体を刺すためにあるなどといった本末転倒な話ではなく、
銃剣が準備されているのは小銃という武器が弾丸を発射しない限りただの役に立たない棒だからです。
BUN
- 手元に有る昭和7年に書かれた、或る陸軍兵器解説書より抜粋。著者は陸軍砲科将校。
白兵武器の項目
『如何に科学戦が発達しても、戦闘が終局に近けば、それが人間の争闘である以上、
最後は敵味方が近接して、肉弾相打つの、原始的状態へ到達するのは亦当然である。』
さて、現代においても・・・・・極東某国 陸戦・各個戦闘教本から、突撃の章より関係部抜粋。
・突撃準備
着剣し、突撃射撃のため必要な弾薬の準備及び装填を行なう。
また必要に応じ手榴弾、小銃擲弾の投擲、発射準備を行なう。
・小銃手の突撃要領
早駆けにより短切に移動しつつ通常立ち射ち、必要に応じ抱え射ちの
短連射により突入距離まで近迫し、〜中略〜
突入にあたっては、最大速度で前進しつつ抱え射ちによる射撃を行い
敵を射殺する。
必要に応じ銃剣によって敵を刺殺するか、又は銃等で打撃を加えることがある。
という事です。
まずは銃を撃てるだけ撃って、必要なら
(弾切れや次弾倉装填余裕の時間が無かったり、相手の息使いが分るほど接近戦になったら)
肉弾相打て!! と教えています。
軌跡の発動機?誉