228 独ソ戦で重砲・野砲が直接射撃で敵戦車を撃破したという話をよく聞きますが、これらの重砲・野砲にはドイツの88ミリ高射砲のように対戦車戦闘を想定して徹甲弾が準備されていたのでしょうか?それとも榴弾でも戦車を撃破することができるのでしょうか
daidai

  1.  コンクリート等で防御された陣地を破壊する目的で、大口径の重砲等にも徹甲弾は用意されていました。ただ、それが対戦車戦で用いられたかどうかは存じません。

     155mm以上の大口径砲であれば、砲弾の質量が大きいので徹甲弾ではなくとも戦車に対して効果が見込めます。この場合、装甲を貫通するのではなく、叩き割るような破壊をもたらします。
     また、榴弾の破片が比較的装甲の薄い車体下部側面等を貫通して、車内の乗員を殺傷したり内部を破壊する場合もあります。
    おうる

  2. 具体的な使用例は専門外ですので判りませんが、独軍の野砲などは75ミリ以上はAP系はもちろんですが、Hollow Charge系の弾があります。 知られている限りではAP系よりもこちらの方が種類が多いですね。
    艦船ファン

  3.  ソ連軍の場合ですと152mm榴弾砲以下は最前線で直接照準射撃するのも主任務ですから、戦車との交戦は想定範囲なので、ちゃんとした徹甲弾が準備されています。
    SUDO

  4. 重砲・野砲が持つ敵戦車への効果というと砲撃により歩兵と戦車を分離するような間接的なものが主かと思っていましたが、高射砲に留まらず野砲・重砲にも徹甲弾が準備されていたということは、少なくとも独ソ両軍では徹甲弾により敵戦車を撃破するという直接的な攻撃が対戦車砲だけでなく砲兵全体の基本任務の一つであったということなのでしょうか


    daidai

  5. daidai様>今丁度いろいろクドい話でその辺の話題をしています。http://stanza-citta.com/
    にも。


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