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はじめまして。みなさん、こんにちは。 装弾数が少なく、銃本体も大型で軽量とは程遠い。 重量も重く次弾装填までに時間がかかり弾は 12GA弾50発=9mmルガー弾600発分ととてもかさばるにも かかわらず、各国の軍や警察、特殊部隊がM870やM500などの ショットガンを使用しています。 その理由としては対人用散弾なら1発がサブマシンガン弾 9発分と同じ破壊力(停止力)であるのと同時に、 使える銃弾の種類が対人用散弾、ライフルスラグなど定番以外に 軽装甲車を貫くTCスラグや200m以上相手が離れていても 正確に撃ちぬける(もちろん射手の腕による)BRIスラグ、 目標を爆破するHEスラグ(グレネード弾)、発光弾、焼夷弾、 ゴム弾など多種多様の銃弾が使えるからだそうです。 (「特殊部隊」ウォルター・N・ラング 作 落合信彦 訳 より) そこでふと思ったのですがM79グレネードランチャーは 重く、装弾数1発で次弾発射まで時間がかかり40mm弾はかさばります。 しかし、高威力高射程で弾もグレネード弾、散弾、発煙弾、 照明弾、白リン弾(焼夷弾)、ゴム弾と多種多様の銃弾が使えます。 するとM79グレネードランチャー (M203など他の40mmグレネード発射ランチャーは除く) はショットガン等を使用する市街地や森林地帯などでは 十分有効な銃なのでしょうか? アフガンではRPG 1挺で敵の基地を倒した男がいるとの話があります。 するとサブ(ハンドガンなど)を持たずM79だけでも 十分に一般の兵士(非防弾でAK等アサルトライフルで武装した兵) と十分に戦闘(戦闘距離100m未満)が可能なのでしょうか? 長文になりましたがご意見をよろしくお願いします。 StripeHyena |
- 訂正です。
最後の部分で「十分に」が2回かぶっています。
M79だけでも十分に一般の兵士
(非防弾でAK等アサルトライフルで武装した兵)
と戦闘(戦闘距離100m未満)が可能なのでしょうか?
に訂正します。
StripeHyena
- 色々な考え方が有りますが・・・・
例えば40mm×46グレネード通常HE弾のアーミング距離(セフティー解除)は 十数メートルです。
又、その距離以遠ぎりぎりでHE弾が炸裂した場合、遮蔽物もない立射であったなら射手もそれなりに危険です。
どっちにしても(近すぎても、中途半端な距離でも)近接市街戦では使用しずらいもんでしょうね。
軌跡の発動機?誉
- 軍隊や警察がショットガンを採用しているのは「あった方が便利」「使うときには使うから」ではないかと思います。多目的に使用できますが同時にやはり欠点もあるのはご指摘の通りです。重くかさばり速射性も低いので、例えば継続的に弾幕を張るといった用途には使えませんし、これ一丁で何でも出来るという武器ではありません。
ただ、軍隊や警察は基本的に複数人で任務にあたるため、そのなかのひとりをショットガン役に、あるいは部隊に1丁装備させるといった運用が可能です。これはアサルトライフルでも狙撃は出来るのに、部隊に1丁くらいはボルトアクションで弾幕には使えない(が、狙撃精度はより高い)スナイパーライフルが装備される状況に似ているかと思います。
仲間が弾幕などで援護している間にショットガンで障害物を壊したりグレネードランチャーで一撃する、といった使い方であれば有効に機能するでしょうが、グレネードランチャーだけを持った個人が自動火器を持つ相手と戦闘になるような状況ではむしろ不利かも知れません。
シートン
- >するとサブ(ハンドガンなど)を持たずM79だけでも
十分に一般の兵士(非防弾でAK等アサルトライフルで武装した兵)
と十分に戦闘(戦闘距離100m未満)が可能なのでしょうか?
端的にいうと、不可能です。
破片効果系の武器は、ノンアーミング距離(安全装置解除前飛翔距離)、効力範囲(「殺傷力を持った」破片の飛散距離)、信管の作動に適切な弾着角度など、いわゆる「撃つ前に考えること」がたくさんあります。
アサルトライフルは基本的に狙って撃つだけで、考えることは射距離による照準具の測合(100m以下だと基本的には戦闘照準固定でオーケーです)と銃の個体差、射手の個癖にあわせて修正することだけです。慣れれば何も考えずに撃てます。
もし仮にM79のような制限の多い火器のみで近接戦闘を戦えるような、(漫画に出てくるような)天才がいたとしても、逆を言えば、それほどすばらしい才能を持った隊員ならより近接戦闘に向いた火器(アサルトライフル・手榴弾など)の教育を受けさせればもっとすばらしい結果を残せないでしょうか?
居眠り将軍
- 訂正します。
不可能、ではなく「厳しい」です。
居眠り将軍
- グレネード弾ではなくM576等散弾を使用すれば
巨大ショットガンとして戦闘可能なのではないでしょうか?
StripeHyena
- はじめまして
本質的な部分ではないですが、部分的に突っ込みます。
>12GA弾50発=9mmルガー弾600発分ととてもかさばるにも
重量的には12GA弾1発が55g程度です。
9mmは確か10g強ぐらいだったと思います。
ですので12GA弾50発=9mm250発ぐらいではないかと。
あと、ポンプアクションのショットガンだと3kg程度で、
重量は自動小銃とあまり変わらないと思います。
似非ハンター
- 日本の機動隊のガス銃(正式名称は、ガス筒発射器)と比べ高低圧理論に基づいたグレネードランチャーの実包自体はより大質量を低反動で投射出来る勝れ物なのですが…
にも。
- M79分かりませんが、
スラッグ弾とライフル弾を撃ち比べた経験から考察すると。
弾速の遅いグレネードは遠距離では動く的に一発で当てるのは難しいと思います。
理由
1)着弾までに時間がかかるので、目標の未来位置を予測しなくてはならない。
2)弾道が山なりなので咄嗟に距離を把握して目標の上方に狙いを定めなくてはなりません。風や地形の起伏も影響します。
ライフル弾だと100mでもドロップ量も着弾の時間も知れてますので、気にせず狙えばあたりやすいです。
それでも距離を見誤り一発であたらなくても、ライフルなら修正しながら連射してカバーできます。
グレネードは敵が静止していて、ライフルで狙えない物陰にいる時などに撃ち込むんだりするものなのでは?
似非ハンター
- 高低圧理論に基づいたグレネードランチャーの実包自体は日本の機動隊のガス銃(正式名称は、ガス筒発射器)と比べより大質量を低反動で投射出来る勝れ物なのですが…
にも@訂正。