1083 アイオワ級戦艦の船体線図を探しています。
線図等の図面が載っている資料はありませんでしょうか?
苅田

  1.  こういうのならありますが、多分、もっと詳しいのが必要なんでしょうね。
     https://ussmissouri.org/learn-the-history/the-ship/as-built-blueprints#
     書籍ならあるのかもしれませんが、専門外です。
     
    hush

  2. Dulin,Garzke, Sumrall共著Battleships, United States Battleships in World War II. Naval Institution Pressあたり如何でしょうか

    駄レス国務長官

  3. 船体線図と言う事は外形曲線を示す図面という事でしょうか?
    上述の場合は一般配置図等と違って造船関係の書籍でも軍用艦艇では殆どないのでは……。
    一応世界の軍艦コレクションナンバー28のニュージャージーに船体正面からの船体線図が1枚掲載されていた記憶があります。
    元自

  4. ↑訂正、別の本だったのか見当たらなかったので一番下の行は無視してください、すみません……。
    元自

  5. >3.

    >2.にはこれ ↓ と同じ図が載ってますよ
    http://navgunschl.sblo.jp/article/188035905.html
    駄レス国務長官

  6. >3. など
     厳密にいうと、船体線図は船の外形をそのまま示すのではありません。溶接船の場合は、船の外形より外板厚みを差し引いたものが表されます。リベット接合で、内外張りになっている場合は、内側外板(下側になる外板)の内側の寸法で表されます。ですから実際の外形より20から30mm小さく表されます。
     アイオワ級戦艦の艦首あたりの写真を見ると、のっぺりしているので、溶接構造かとも思うのですが、裏側に目板を入れた付き合わせリベット構造かも知れません。現物を見れば直ちに分かる事ではありますが。とにかく船体線図だけでは外部の構造わかりません。
     いわゆる「大和ミュージアム」には大和の1/20模型があるようで、写真を見る限り舷側は全てのっぺりしています。これはあまり良くないと思います。松本さんの本にありますように、前の方は、流れの抵抗を減らすため、目板付き付き合わせリベット接合ですが、少し後ろに下がると重ねリベット接合になっているので、表面には段差が見えるはずです。模型にすると1mmほどのものですが、これも厳密に表現して欲しいです。なお、さらに後ろになると、舷側装甲部になりますからまた平滑になるでしょう。
     (写真だけで書いたのでもし間違っていればご容赦ください)

    電気戦艦

  7. ある有名ブログに私の投稿に対する指摘・感想などありました。皆様の誤解を解くために説明します。
    1. 「厳密にいうと、線図は船の外形を示すものではありません」という記述に対して、そのようなことは当たり前のことです、と言われています。この欄を訪れる人が全て、なんでも知っているわけではありません。他人の質疑応答を読みながら、簡単なことでも「ああこういうことだったのか」ということはよくあります。
    2. 線図の説明が「誤り」と指摘されました。線図がフレーム外側を基準に作っているのは知っていますが、通常はフレームの外側に外板が取り付いています。これを端折って船の外形を基準にしたような表現になりました。確かに正確な表現ではないです。また外板の厚みが場所によって変化することもありますから誤解を招きます。また、リベット接合の内外張りも、ちょっと文字だけでは分かりにくいです。要はフレームに段がある場合低い方と高い方のどちらを採用するかということです。
    3. 外板の構造が図面で分かると教えていただいたので、もっと調べたいです。
    4. 大和の1/20モデルの表面が「のっぺりしていて良くない」と書きましたが、感性の問題だとかたづけられました。私は、せっかくモデル作るなら、可能な限り技術的な努力の跡が見えるようにして欲しかった、ということです。大和の船体について記述した書物はほとんどなく、ただ松本喜太郎氏が昭和27年に出した本に、外板の取り付け方がすこし出ているだけです。ですから、艦首に近いところは、平滑ですが、後ろになると段々が現れる、ということを示すのは、意味があると思うのです。今のままだと、見に来た人は「ああすごい、でかいな」で終わりです。何も技術的に刺激を受けるところがありません。今までも世の中にあった1/100モデルと質的には同じです。せっかくお金をかけて、優秀な製作会社もあったのですから、計画者、企画者がもっと問題意識を持っていてくれたら、と感じた次第です。「あまり良くないと思います」という書き方が、一方的な決めつけだという印象を与えたかも知れませんが、そのようなことですので、ご理解ください。



    電気戦艦

  8. 皆様ありがとうございます。
    船体線図から、推進と抵抗の関係を推測したいと思い、船体線図を探していた次第であります。
    苅田


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