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日本の練習巡洋艦香取型の機関配置は、ドイツの軽巡洋艦ケーニヒスベルグ級の機関配置の影響を受けたと言っていいでしょうか。船首側から タービンー減速機ーフルカン継ぎ手ーデイーゼル となっていますから。 電気戦艦 |
- ふつうは推進軸を最短とするため主機を主缶の後ろに置きます
んで蒸気通路を最短とするため主缶とタービン主機を隣接させれば内火機械はとうぜんその後ろになります
さらにタービン主機と内火機械の出力軸を最短とするため減速機および継手類は両者の中間に置くのが最適設計です
ようはマトモな設計者なら誰しも考え付くコトじゃないでしょうか
駄レス国務長官
- 駄レス国務長官様 おっしゃる通りです。私が気になったのは、タービンとデイーゼルを同一軸に並べることが珍しいと思ったからです。以前からそのような配置はあったのでしょうか。
電気戦艦
- 練習巡洋艦香取型はマル3計画よか後の昭和十三年度計画での計上でしたがマル2計画に計上の水上機母艦千歳型が同様の基本配置で本邦最初と思われます
駄レス国務長官
- 駄レス国務長官様 ありがとうございました。新しい方面にまた関心が湧いてきました。関連して「日進」のことも調べました。これは興味ふかいです。13号2型1基を前機室に置き、13号10型2基を後機室に置いてありますが、フルカン継手をどのように配置していたのか教えてください。ドイチュランド型のように4基なら想像できるのですが。
電気戦艦
>4.
日進はですね
前機 13号2型 1軸1基 315rpm フルカン継手(変速機能無し)で推進軸と結合 スリップ5.7%で最大315×0.943=297rpm
後機 13号10型 1軸2基 左右並置 350rpm フルカン変速機 減速比0.884・スリップ3.7%で最大350×0.884×0.963=298rpm弱
となります
以上「海軍造船技術概要」に拠る
駄レス国務長官
- >5.補足
後機は 巾 の字の両側の縦棒
推進軸は真ん中の縦棒
フルカン変速機は横棒
になります
駄レス国務長官
- 駄レス国務長官様 ちょうどお聞きしたいところについてお知らせいただき、ありがとうございます。さらに細かく確かめたいのですが、巾 の字の真ん中棒と横棒の交錯点では、スクリュー軸に固定された歯車に、2基のフルカン変速機の歯車2枚が噛み合っていると考えてよろしいですね。
電気戦艦
- あいにく詳細な図面を見ておりませんが類推するにおそらくそうではないかと
駄レス国務長官