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太平洋戦争末期に完成したイ号潜水艦(300番台など)はレーダー波反射対策として特殊なセイル形状をしてますが、従来に比べてどれくらい効果があったのでしょうか? またこの場合のレーダー波長は米軍のそれにまったく忠実なものか、あくまでも日本軍の電探の波長を基準にしたものなのか合わせてご教授ください。 備後ピート |
- 昭和19年5月に呂57潜の司令塔および艦橋の片面に傾斜15度の鋼板を装着し海芝浦に波長150cmおよび10cm横須賀市勝力崎に同50cmの電波探信儀を用意して実験したところ波長50cmおよび10cmで平均感度2程度低下し効果が確認された旨「海軍造船技術概要」にありました
米海軍だとMK3(Lバンド40cm)およびMK8(Sバンド10cm)に相当しますが当時の日本海軍でどの程度詳細を把握してたかは不明
駄レス国務長官
- 「日本海軍潜水艦史」には、この司令塔の傾斜について、「これは波長の短いものに対して若干有効なだけで、メートル波に対しては具体的に施すべき手段は見出しえなかった」という正木仁元技術少佐の回想が載っております。
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