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艦船の自動消火スプリンクラーはどのように普及していますか? 自動消火スプリンクラーは19世紀初頭にアイディアが登場し、建物用としては19世紀末ごろから実用化し始めているようです。日本では大正10年に初の国産スプリンクラーが登場したという記事を見つけました。 戦後、外国商船が火災を起こした際、作動した消火用スプリンクラーが散水しすぎたせいで沈没してしまった事例はありますが、その事件までは非常に有効な消火設備と考えられていたと思います(その事件を踏まえて、消化能力はそのままで散水量を抑えたミスト式のスプリンクラーが登場)。 商船よりもダメコンをより重視しなければならない軍艦においてどのように普及していったか、概要を知りたく思い質問させていただきます。 おうる |
- スプリンクラーって、そんなに役立ちますか。火薬庫に引火しそうでしたら緊急注水でしょうし、油類があるところでしたら役に立ちません。もちろん、現用艦艇にはスプリンクラーはあるようですが、居住区等を含む限定された場所だけのように思います。
客船の場合は設置が義務付けられていますが、ほとんどが居住区ですので、これはむしろ当然です。しかし、艦艇の場合は、爆発物はある、可燃性液体もある、だったらスプリンクラーよりも、各所にある消火栓からの注水のほうが主になると思いますし、水以外の消火剤を用いたほうが有効なのではないでしょうか。もっとも、昨今のスプリンクラーは、ハロンガスも出るのよという技術革新がされているというのなら御免なさいなのですが。
hush
- 1.米ソの盛んな核実験による死の灰で我国がおお騒ぎしていた昭和30年代中期、欧米の軍艦は死の灰を洗い流す装備を設置しており、それを作動させている写真を何度か見た記憶があります。現在の軍艦では、スプリンクラー等は、消火だけでなく他の用途も考えて設置されているのではないでしょうか。
2.散水しすぎて沈没?転覆ではないでしょうか。結果は同じかな。
3.復役直後のアイオワ級戦艦の砲塔内の爆発事故時に、世界の艦船に掲載された写真では、ホースで消火しているようです。但し、砲塔内は映っていません。
UK
- この件について、つぶやいておられる方がおられました。
http://navgunschl.sblo.jp/pages/user/search/?keyword=%8A%CD%92%F8%82%CC%83X%83v%83%8A%83%93%83N%83%89%81%5B&tid=seesaa_hotspot&hid=167&c=12&search=1&ic=shift-jis
なるほどと思ったようなしだいです。
hush