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戦艦や巡洋艦といった砲艦の主砲塔旋回速度の要求性能はどのように決められたのですか? 重量や予算の事を考えると無駄に速い旋回速度なんか必要ない事は簡単に理解できます。かといって決戦距離での反航砲戦で敵艦を追尾できないほど遅いのは問題外でしょう。 じゃあ想定する砲戦距離で敵艦を追尾できれば十分かと言うと、1海里の至近距離で相対速度70ノット(彼我ともに35ノットだとして)で反航する場合でも目標を追尾するために必要な旋回速度は毎秒1.1度ほどもあれば十分なはずですが、実際の戦艦の主砲塔の旋回速度はだいたい毎秒2〜4度くらいあります。 1発撃ってから次弾装填完了するまでに真反対にいる敵に砲を向けるような事でも想定していたのであれば毎秒4度というのも理解できますが・・・ おうる |
- 砲戦は直進とは限らず転舵しつつ行うことが多いですから艦の回頭速度より砲塔の旋回速度が遅くてはマズイんじゃないでしょうか
駄レス国務長官
- 回答ありがとうございます。
しかし、それだと砲塔の旋回速度は回頭速度+追尾に要する速度以上でないとまずいと思うのですが、毎秒2度では不足するのではないでしょうか?
ちょっと回頭速度の具体的な値が見当たらないので確認しきれないのですが・・・
おうる
- トーゴーターンが2分で13点(146.25度)の回頭ですから平均すると毎秒1.2度ですね
ヂャットランド海戦のヂェリコー本隊は50秒で8点(90度)ですから平均毎秒1.8度です
戦艦なら毎秒2度もあればギリ充分じゃないでしょうか
駄レス国務長官
- 回答ありがとうございます。返信遅くてすみません。
ということは自艦の旋回速度+敵艦追尾に必要な角速度を基準に決められているということでしょうか?
おうる
- 主力艦の場合は射撃開始前の交差針路において砲塔は既に敵(的)艦に指向されており>3.の事例の如く彼我の対勢変化(艦としては回頭)に応じて砲塔も時々刻々追尾するモノと考えられますので「自艦の旋回速度+敵艦追尾」のように二つを加算する必要は無いんじゃないでしょうか
駄レス国務長官
- では、砲塔の旋回速度は何を基準に要求性能を決めてるのでせう?
おうる
- 用兵側が要求しても造兵側で技術的に困難なこともありますから一義的には決められないでしょう
日本戦艦で36cm連装・41cm連装で毎秒3度だったものが46cm三連装で毎秒2度となったのは技術的制約によるものです
駄レス国務長官