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最近気になっていたのですが、日本海軍の駆逐艦について質問です。 日本海軍の駆逐艦では夕雲型駆逐艦以降、高射射撃にも対応した二式距離苗頭盤が装備されていますが、それ以前の陽炎型などの駆逐艦には高射装置を搭載することは技術的には可能だったのでしょうか? ジャム |
- すいません訂正。×高射装置 〇94式高射装置 です。 秋月型に積まれてたアレです。
ジャム
- 結論から言うと、九四式高射装置は計算機、指揮装置共に比較的小型で、秋月型にも搭載してある通り陽炎型どころか吹雪型にも搭載すること自体は簡単です。ただし、艦橋を改装する必要がありますが。
計算機屋かく戦えりを見る限りでは、計算機は高さ1.5m、高さは0.58m、幅0.92m、重量1.25t、指揮装置は台座の直径は1.8m、指揮装置の旋回圏が5m、高さ1.6m、重量3.5tとサイズ的には人が入れる犬小屋くらいの大きさなんですね。それを操作要員は艦橋内で作業をする訳ですから、艦橋を改装しないとおそらく無理だと私は考えています。
ただし、陽炎型には高角砲が無く、(雪風は戦後台湾にて12.7cm砲のうち、一番砲は12.7mm高角砲、二番三番は長10cm高角砲に換装されており、搭載すること自体は不可能ではない。というか重量的に考えると、船体各所に大掛かりな改装が必要だが吹雪型にも搭載できる。)それなら機銃管制用の九五式、四式高射装置で間に合うのでは無いんでしょうか?
谷岡
- 艦船の場合その特性上、結構武装とか詰め込めたりできるんですよね。
ただし、友鶴とかセウォル号のようにやり過ぎると復元性能悪化で、悲惨な事故に遭う可能性も高まる訳ですが。
谷岡
- >>2
雪風は丹陽になる時に雷装を外してますよ。
>それなら機銃管制用の九五式、四式高射装置で間に合うのでは無いんでしょうか?
同意です。
無頼庵
- 無頼庵様
返信ありがとうございます。
確かに丹陽の写真を見ればわかりますが、雷装を外しています。
駆逐艦というのはサイズの問題でいろいろ詰め込めるわけでは無いので、仕方ないといえば仕方ないですね。
つまり防空に専念させるか、それとも水雷戦に専念させるか、対潜に専念させるかですね。
無論改装次第ではそれぞれこなせる万能、器用貧乏にもなるわけですが。
別に私個人の考えとしては、高角砲と雷装のバランスを考えるとやはり陽炎型で秋月型並の艦隊防空能力は無理かな?と思います。個艦防空では効果がありそうですが。
谷岡