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三景艦の副砲以下の備砲(新造時)に関する検索(Wikipedia)結果ですが、下記の通りでどれが正しいのか判りません。 ・松島型防護巡洋艦 アームストロング 7.6cm(40口径)単装速射砲6門 オチキス 4.7cm(43.5口径)単装機砲6基 ・松島 (防護巡洋艦) 47mm砲6門 37mm5連装機砲2基 ・厳島 (防護巡洋艦) 47mm砲5門 ・橋立 (防護巡洋艦) 47mm砲6門 ・Matsushima-class cruiser 5-6 × QF 6-pounder (57 mm) Hotchkiss guns 2-5 × QF 3-pounder (47 mm) Hotchkiss guns ・Japanese cruiser Matsushima 16 × QF 6 pounder Hotchkiss 6 × 1-pounder guns ・Japanese cruiser Itsukushima 5 × QF 6 pounder Hotchkiss guns 5 × QF 3 pounder Hotchkiss guns ・Japanese cruiser Hashidate 6 × QF 6 pounder Hotchkiss 2 × QF 3 pounder Hotchkiss guns 配置図には6prとの記述もあるので6ポンド砲と3ポンド砲の組み合わせが有力かとも思いますが、日本海軍には57o砲の運用例が見当たらず確信が持てません。 宜しくご教授願います。 くらうど |
- 本題に対する回答ではありませんが、日本海軍の57ミリ砲の運用例については
保式 五十七粍速射砲や保式 六听速射砲、あるいはその改良型の山内式として輸入および製造がされていますね。
参考>http://navgunschl.sakura.ne.jp/koudou/ijn/buki/gun/gun_data/6lb.html
SleepyEnsign
- 海軍砲術学校(1にお示しになられているページの左上のHOMEをクリックして下さい)>懐かしの艦影>大日本帝国海軍、同2の中に三景艦の写真と要目が掲載されておりますが、そちらには47o重保智機砲6、47o軽保智機砲12門となっております。この写真集は旧海軍の公式写真集であるそうですので、要目も公式のものとなろうかと思われます。
hush
- 47密米(o)とありながら、重、軽とあるように、47oとは限らないようです。したがって、6ポンド、3ポンド砲という可能性もありますが、確証を得られていません。分かれば書きこみますが、調べる時間が限られていますので、どなたかのフォローを戴ければと思っております。
また、2の門数は定数の可能性があり、アジア歴史史料センターの公開している文書には1門欠というふうに記載してあるものがあります。
hush
- 海軍砲術学校>砲術講堂>旧海軍の砲術>砲熕武器要目諸元>明治期 〜 大正初期中に47粍(mm)重速射砲、47粍軽速射砲の項があり、前者は保式・山式・露式三听砲、後者は保式・山内二听半砲となっておりました。
詳しくはそちらを御覧戴ければと思いますが、双方とも口径は47.0mmとなっております。ただ、1911年現在の装備艦は軽の部に橋立、厳島が2門ずつとなっているのみで、松島の名はありません。換装されたのか、そもそものところで私が勘違いしているのか分かりませんが、とりあえず御紹介申し上げます。
回答が五月雨式の上、定まらぬものになりましたことを御寛恕戴ければ幸甚に存じます。
hush
- 公式資料をご紹介頂き、ありがとうございます。
防楯形状の違い等から複数の火砲が搭載されているのは明らかなのに、国内資料の多くが47o砲のみと記載し、海外サイトの多くが6ポンド砲と3ポンド砲の併用を記載されていることに疑問を感じ質問した次第です。
同じ口径の重軽とは思いもよりませんでしたが、三景艦の前後に竣工した千代田級、秋津洲級でも47o重保智機砲が採用されていることからも納得の結論です。また松島に関して「47o砲16門」とする資料も、重軽合わせてと解釈すれば合点が行きます。
47o重保智機砲に関して上甲板スポンソンに配置されている厳島、橋立の6門と松島の4門には確信が持てますが、松島の残り2門は見当たりません。47o軽保智機砲に関しては各艦6〜8門が識別できる程度です。(松島の艦尾キャットウォークの2門は防楯形状から47o軽保智機砲と推定)
不鮮明な画像ではこの辺が限界でしょうか。
お陰様で疑問点の大部分は解消できましたので重ねてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
くらうど