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旧帝国海軍の「13号電探」「22号電探」について、以下の2点について教えてください。 1)電源は直流だったのか/交流だたのか 2)系統構成は、専用電源だったのか/艦内の一般電源だったのか 1)について、 海軍レーダー徒然草 http://www1.odn.ne.jp/~yaswara/ にて、「艦艇の電源事情に適合させるため22号電探の電源はDC入力仕様で、DC・ACコンバーターを備えていた。」との記述がある一方、 横浜旧軍無線通信資料館 http://www.yokohamaradiomuseum.com/radar.html には「電源:220V交流電源」との記述があります。 どちらかが誤記であるのか、DCタイプ・ACタイプの両型が存在したのか、その辺りをご回答願います。 2)に関しては、 軍用レーダー開発物語 http://home.catv.ne.jp/ss/taihoh/vacuumtubes/radar/radar6.htm にて、「10cm波長の射撃管制・対空レーダー装置への電源は特殊な電動発電機から供給された。この電力は電圧安定回路によって非常に安定な電源となった。最後まで残った新鋭空母葛城は主電源が直流であったので電動発電機が用いられたが、これは非常用発電機への切り替えが可能だった。」との記述があります。 小型艦艇と大型艦艇では構成が違うかもしれませんが、何かよい資料があれば紹介して下さい。 よろしくお願い致します。 太助 |
- 質問者です。
私事で申し訳ありませんが、ご回答頂けてもすぐには返信できそうにありません。予めお詫びしておきます。
太助
- 直接のお答えになるか、或いは質問者が満足するかわかりませんが
電源は動作環境に合わせるが仕様と思われます、そんな意味で引用はすべて正しいでしょう
例えばノートPC、タブレット端末でACアダプタ、カーチャージャー、内部電池では
それぞれACかDC、電圧は異なるのと同じと捉えては如何でしょう
また引用にでてくる安定化電源(交流の機械式)、直流発電機も動作環境の違いで
括られると思います
Tu
- 補足です、真空管を動作させるためには高圧の直流が必要ですがどこかの段階で
交流で昇圧させる必要がありますので葛城の例のように直流の場合は直流モーターで
交流発電機を回して交流を得るという事をします(前記の直流発電機は間違い)
Tu
- 参考までに捕鯨船解体前に見せてもらいましたが交流でした。見たのはその一船だけですが参考まで☆彡
Tokyo-Rose
- Tuさん、回答ありがとうございます。
これも「海軍レーダー徒然草」からのリンクなのですが、
http://www1.odn.ne.jp/~yaswara/antennan/ugun.html#22
こういう回路図がありまして(内容わからないんですが)、交流を多用している雰囲気を感じていました。直流入力用のアダプタを電探側で用意するのか/直流艦側で用意するのか、また電源を追加配備するのか/それまでの余裕でまかなうのか、、、まだ正直よくわかりません。
いや、質問1)そのものが無意味だったかもしれないと思い始めてもいます。「直流艦側で準備する」といっても、手配するのは電探を手配する艦政本部第三部で変わりないですもんね。
>>4は22号電探のことですね。参考情報ありがとうございました。
太助
- 回路図拝見しました、これを見る限りでは本体への入力電源としては交流220Vで良いと思います、真空管自体は定電圧整流器からの直流で動作させますが内部の事なので
ブラックボックスで構わないでしょう、ブラウン管高圧、送信機の陽極電圧(マグ
ネトロンM312)も同様です
使用上はAC220Vを設置環境によってはなん等かの方法で得ているということでしょうか
Tu