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アメリカの空母が日本の空母に比べ搭載機数が多い傾向なのは何故でしょうか。 格納庫は、http://www.kasado.net/Shipindex.htmlによると、 赤城 130.0m × 22.0m × 5.0m 130.0m × 22.0m × 5.0m レキシントン 129.2m × 22.6m × 6.4m 翔鶴 上部:190.0m × 20.0m × 4.8m 下部:160.0m × 20.0m × 4.8m ヨークタウン 166.4m × 19.2m × 5.25m となっており、一段あたりの高さでは若干劣るものの、二段目もある日本の方が体積で圧倒さえしているように見受けられます。 一体、日本の空母の何が不味く、アメリカの空母の何が優れていたのでしょうか。 天ヶ崎 |
- 過去ログにいろいろ有りますのでごゆっくり検索してみて下さい。
SC
- >>1
全てとは言い切れませんが、ある程度は過去ログを見た上で質問した次第です。
過去ログのhttp://www.warbirds.jp/ansq/11/A2002401.htmlにおいて、
(米軍は)格納庫内の上段のバーに飛行機をトンボのように吊っていた、とありますが、
一段格納庫の上段バーに吊るす機数>二段目の格納庫に収容する機数
になるとはちょっと思いづらいのです。
主翼折り畳みの話においても、それで搭載機数が増えるとは限らないという話も耳にしており、どうも未だにその辺の事がよく判らないのです。
もしかして、日本の搭載機数がアメリカに比べ劣る傾向にあるのは、カタパルトを使用する事により露天繋止数を増大させる事が出来る為であり、格納庫の収容機数や面積・体積の問題は関係無いという事なのでしょうか。
過去ログにいろいろあるとの事ですが、もしよろしければこの質問に該当するものを教えて頂けないでしょうか。
天ヶ崎
- これが明確な正解!という回答は無かったと思いますよ。
御自分でいろいろ書かれていますよね?
その中の一つが正解ではなく統合して答えが有ると考えて下さい。
保用機を釣ったり、翼の折りたたみ機構を採用したり、カタパルトの採用や露天繋止を含めたり、搭載機の種類やサイズも関わってきます。
信濃の様に最初は搭載機0の予定を47機にしたりといろいろな都合も有るようです。
赤木では真珠湾攻撃の定数は63+9(保用機)で計72機ですが、それ以前の96艦戦時代は66+25で計91機だそうです。
たぶん定数と最大搭載数の違いも有るかもしれません。
過去ログはどうぞ御自分が納得いくまでごゆっくり探して下さい!
参考と程度に旧の532、482、413等は如何ですか?
まだ他にも有ると思いますよ。
それ以上の事は御専門の方々にお願い致します。
SC
- ほとんど回答になってないですよ・・・。
一行回答で済ませるのは、せめて「自分はこの問いの本質を把握している」と確信できたときだけにしましょうよ。
それは
- http://d.hatena.ne.jp/hakurai/20090203
これは模型ですが、このように非常に幅の狭い場所もあるんで、最大幅x長さや面積だけでは使い勝手は判りません。
自動車だって、わずかに幅が大きくなるだけで車庫に入らないこともあるわけで、面積等だけでは実際にどうだったのかはなんとも言えないでしょうし、車庫入れを考えれば幅を小さく出来れば出来るほど詰め込みには有利になるというのは明白なことでしょう。
そして実戦で米空母の搭載量は時期でもかなり変わります。
http://www.warbirds.jp/truth/cag1942/cag1942.html
例えば珊瑚海海戦の米空母搭載機の主力はF4F-3やSBDで折りたたみが無いですから、日本機とさほど格納容積は変わらないでしょう。この場合は70機程度にとどまっていたわけです。これは翔鶴型と同レベルです。
そしてミッドウェイの時は戦闘機が折りたたみできるF4F-4になったことで約10機増加し、ガダルカナル戦ではTBDが強烈折りたたみのTBFになることで更にF4Fが増えてます(艦上攻撃機は大柄ですから、コンパクトに畳むことによる恩恵は非常に大きいでしょう)
つまり数そのものだけではなく、増えてるのは非常に小さく畳めるF4Fであるということにも注意が必要です。
そして吊り上げ格納することで二倍にならないのなら、マンションの立体駐車場はどうやって二台を一台分の場所に入れてるのですか? 二倍にならないかもしれないけど二倍になるかもしれないのです。ならば運用側は可能な限り二倍に近づけるように創意工夫しないハズがないでのでは?
SUDO
- >4 それは様
お気に召さない回答で大変失礼いたしました。
SC
- SUDO様ありがとうございます。
もう少しお聞きしたいのですが、
1.という事は逆に言えば、日空母が吊り下げ格納を実施した場合、史実の搭載数の2倍近く収納出来る可能性を秘めていたという事なのでしょうか。
ミッドウェイ級が搭載数多すぎと言われているように、それだけの機数を搭載するかは別として、米軍同様に吊り下げ格納を出来た場合、日空母は相当凄い機数が積めたかもしれないと見てよいのでしょうか。
2.素人考えでは、1段格納庫+吊り下げ格納だと2段格納庫に比べ、格納庫内での作業が面倒で時間も掛かるように思ってしまうのですが、実際そういった事は問題にならなかったのでしょうか。
吊るす下ろすという動作が時間ロスのように思えますし、二段格納庫の方が上下段格納庫で同時に作業できる利点があるようについ見えます。
こういった事は杞憂なのでしょうか。
天ヶ崎
- >質問者様
日米空母の格納庫天井構造の違いに留意する必要があります
日空母は天井桁がプレートガーダーで桁高さ小なのに対し、米空母は多くがトラス構造で軽量の割に桁高さ大で、桁間に 補用機 を吊り下げ格納できます(胴体と垂直尾翼がなかば隠れる程度)
一方、搭載機の高さは零戦3.5m、九九艦爆3.3m、九七艦攻3.7m、F4F 2.8m、SBD 4.1m、TBD 4.6m程度なので、日空母はたとえ吊り上げたところで2段重ねは物理的に無理ですが、米空母は場所によっては可能と言うことです
(上記格納庫高さは床面より桁下までのクリアランス)
支配的なのはやはり主翼のたたみ方の差ではないでしょうか
駄レス国務長官
- 駄レス国務長官様ありがとうございます
天井の構造が違うとまでは思っていませんでした。
成る程、格納庫の天井構造に注目する必要があるのですね。
天ヶ崎