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357の質問者です。 湾岸戦争時、日本が掃海艇6席と掃海母艦を派遣していますが、当時、母艦は別として下のような船を借りて送るということは考えなかったのでしょうか? たしか重量物運搬船という分類ですが、よくロシアのキロ級潜水艦を載せて運搬しているのを写真でみます。当時もあったのでは?と思います。 それとも法律上で問題(自衛隊派遣以外の、民間船のチャーターを使用するなどの問題)となったのですか? http://www.eide-gruppen.no/videos?task=videodirectlink&id=9 バルカン星人 |
- 「借りて送る」ことにメリットがないからでは?
仮に、何らかのメリットがあったとしても、自分たちの手で、自分たちの船を、日本からはるか離れた遠隔地まで運ぶ、という一連の流れを実際に行うことは、自衛隊にとってノウハウの蓄積であり、得難い経験でしょうから。
ユキカベ
- 「母艦」というものの機能の考え方が違うと思いますよ。
艦船ファン
- 個人的推測の域を出ませんが。
当時の記録を見る限りは浮きドック型の重量物運搬船を使用する計画は無かったようですね。
(アメリカ軍は使用したようですが。)
ユキカベさんがおっしゃる様に借りる事による海自側のメリットは無かったと思われます。
それから、
>湾岸戦争時、日本が掃海艇6席と掃海母艦を派遣していますが
掃海母艦1隻、補給艦1隻、掃海艇4隻の計6隻ではありませんか?
SC
- >掃海母艦1隻、補給艦1隻、掃海艇4隻の計6隻ではありませんか?
確かにそうでした。
ただ、570t、14ノットはあまりにも小型、遅いようで、洋上で補給は停船することになるのか(確かにある程度寄港していますが)疑問だったからです。
もし、掃海中に何らかの機雷爆発があり、掃海艇が損傷した場合に重量物運搬船で持ち帰るかなと思ってから、逆に派遣するときに使用すればいい、と思った次第です。
バルカン星人
- >4
ネットでググると当時の記録はいろいろ出てきます。
疑問の答えはほとんど全て出てくると思いますよ?
>570t、14ノットはあまりにも小型、遅いようで、洋上で補給は停船することになるのか(確かにある程度寄港していますが)疑問だったからです。
まず掃海艇は洋上補給装置を持ってませんので隊員達は自分たちで創意工夫し、縦引き曳航方式の給油・給水装置を作成して航海中の燃料、真水の補給をおこなったそうです。
重量物運搬船もさほどスピードはでませんから掃海艇と変わりません。
(揺れは少ないでしょうね。)
逆に大型の為掃海艇より小回りも効きませんし機雷に対する消磁処理もされてませんので問題も多い。
それに掃海任務の半年間は無用の長物です。
レンタル料はかかりますし、哨戒艇の積み下ろ等の時間は余計にかかります。
補給は途中燃料、真水、食料の補給のためにフィリッピンのスービック基地、シンガポール、マレーシアのペナン、スリランカのコロンボ、パキスタンのカラチに寄港、約一ヶ月かけてアラブ首長国連邦のドバイ、アル・ラシット港に入港してます。
SC