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大戦間期の英国巡洋戦艦について疑問に思っていることを質問します。 レナウン級では機関の燃焼効率の関係か艦上に漂う排煙を少しでも防ぐためか、前煙突が後煙突に比べて高くなっています(竣工時の長門級もそうですね)。しかし次のフッド級では前後の煙突の高さは同じになっています。また、近代改装後のレナウンも煙突の高さは同じになっています。段違い煙突はこの時期だけの流行で実際の効果はそれほどなかったのでしょうか?それとも機関の急速な進歩でフッド以降は段違いにする必要が無くなったのでしょうか?識者の皆様どうかよろしくお願いいたします。 備後ピート |
- すみません。1941年竣工の米国ノースカロライナ級でも段違い煙突ですね。ますます訳が分からなくなってしまいました。
備後ピート
- レナウン級は新造時は2本同高です
第二次改装後の榛名は後ろのほうが高くなってますね
駄レス国務長官
- よくわかりませんが、同艦で改装により煙突高さが変更になるのは、燃料種別が関係しているのでは?
混焼缶でも、本当に混焼する場合と、専焼しかしない場合では必要とする煙突高さが変わってくるはずです。根拠を求められると困るんですが、混焼缶か専焼缶かという区別よりも、燃料種別の方が影響が大きい感じがします。
あと2本煙突で高さが異なっている場合でも、煙突の上下長(煙突最上部から甲板下の煙突最下部までの長さ)が一致している可能性はないのでしょうか?これは線図をみないと確認できませんが…
以上、想像でレスしました。スイマセン。
太助
- >3.
レナウン級は新造時より一貫して全缶重油専焼です
あと自然通風であれば仰せのような燃料に関する煙突高さの変更が生ずるかもしれませんケド、当時すでに強圧送風ですから送風機の回転で調節すればいいワケです
>2.の追加
金剛も新造時は3本同高で、比叡より第一煙突が増高されてます
駄レス国務長官
- 戦艦「榛名」の第二煙突の背が高いのは、後部艦橋への排煙の影響を軽減するためであると読んだことがあります。
ご承知の通り「榛名」の後部艦橋と第二煙突は他の姉妹艦より隣接していますので、一理あるかと思います。
Ranchan
- 話を戻します。一体段違い煙突はどのような理由で流行し、どのような理由で廃れていったのでしょうか?技術的に排気の問題が解決あるいは効果がないことが立証され、それよりも艦容の外観が重視されるようになったのでしょうか?それともそれとも各国理由はそれぞれで、偶然廃止の方向に一致した、あるいは集合煙突(1本)に発展的解消したのでしょうか?
備後ピート
- >2.から>5.で既に回答が示されてると思いますケド
駄レス国務長官
- >6
雑談だと思われていたのですか?
Ranchan
- 誤解を与えたなら失礼します。識者の皆様方どうもすみませんでした。
備後ピート
- 「流行」をトレンドの意味で使ってるのか、モード・ファッションの意味で使ってるのか良く判りませんケド、煙突を増高するってコトは重量・風圧面積・標的面積いずれも増大しますし、いささかなりとも重心が上がって動揺周期に影響を及ぼしますし、艦橋より後方の視界の一部を遮りますから、煤煙によって配員の任務に差し障るなど余程のコトがないと実施しないんじゃないでしょうか
英式戦闘巡洋艦で言うとインヴィンシブル級も新造時は3本同高ですが、金剛と同様、前部艦橋への煤煙の影響を軽減するため後年増高してます
>4.の比叡以下は金剛での経験により、建造中に第一煙突を増高するとともに位置を後ろにずらしてます
長門型は第一煙突を屈曲させると同時に減高して第二煙突と同高にしてます
榛名については>5.の通りです
ようは多くの場合煤煙対策がメインで、艦容の整美は煙突高さ変更時に配慮すべき点ではあってもそれ自体が目的ではないってコトではないでしょうか
駄レス国務長官