323 空母加賀についての質問です。中段甲板にあった20センチ連装砲塔は、全通甲板への改装時に撤去され、両舷側部に砲廓を追加して移設されています。
この配置は同じ門数を維持すると同時に、全通化と誘導煙突の撤去で前半部が重くなってしまったため、バランスをとるための一種の「重石」としての目的もあったと考えることは妥当でしょうか。
とくめい

  1. 誘導煙突でない赤城が同様の配置替えをしてるコトより、バランス云々のハナシではなく、まずは格納庫のスペース確保を優先したんじゃないでしょうか
    駄レス国務長官

  2. >1
    横から失礼ですが、赤城は予算の関係で、改装時に20センチ砲の移設はしなかったのではありませんか?
    ハンザ式水偵

  3. >2.
    そうでした、失礼

    質問者様
    世艦「日本航空母艦史」にもそのような見解(重心補正)が述べられてますケド、加賀も赤城も空母(3段甲板)改造時点ですでに後部中甲板に片舷6基の20cm単装砲塔(1基57.5t)用スペースが準備され、いつでも片舷8門に増強できるようになってましたので、同砲塔6基以内の増加は前後トリムにさしたる影響無しと考えられてたのではないでしょうか
    駄レス国務長官

  4. 質問者です。
    駄レス国務長官様、私が質問したのも、将に世艦にあった堀元美氏の推測が基です。20センチ砲が加賀では移設され、赤城では移設されなかったことから、誘導煙突撤去と関係があるのではないかと考えた訳です。
    しかしご回答のように、元々増設を考慮してあったのなら、因果関係は殆どありませんね。加賀乗員が一様に指摘する揺れの少なさから見ても、堀氏が指摘した動揺周期の件は誘導煙突撤去後も懸念されるほどの影響はなかったんでしょうね。
    となれば、赤城の移設なしもハンザ式水偵様の仰せのとおり、予算不足が主たる理由だったのでしょう。
    これでスッキリしました。ご回答誠にありがとうございました。

    とくめい


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