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第1次世界大戦中に計画され、船体まで作られたイタリア戦艦フランシスコ・カラッチェロの搭載主砲40口径15インチ連装砲4基について質問します。 イタリア戦艦というと、他国より大口径、長砲身、多連装というイメージがあるのですが、このあたりが当時のイタリアの冶金技術の限界だったのでしょうか? 備後ピート |
- 34,000トンの船体に英巡戦ライオン級と同一出力の機関と英戦艦QE級とほぼ同等の主砲を載せる基本計画は当時としてまず妥当といえるのではないでしょうか
あと「冶金」という言葉の用法が違うのではないでしょうか
駄レス国務長官
- うーん、私もせめて主砲が英戦艦の42口径を上回る45口径だったら…なんぞと思ってしまったもので。駄レス国務長官様にも過去問においていろいろ教えていただき、重ねてありがとうございます。なを「冶金」の用法は確かに不適当ですね。私としては「大口径砲および対応する装甲板の製造技術」のつもりだったのですが、そうならそうと素直に書けば良かったですね。反省。
備後ピート
- カラッチェロの主砲ってアームストロング製だか出店のアンサルド製だったかと思うので、半ば英国製と見てよいのでは?
SUDO
- 15in/L40 Model1914は、アームストロンで試作して、量産はアンサルドですよねぇ。
尤も、アームストロンの砲身長が620.3inで、量産したアンサルド製の砲身長が620.1inとか差異はありますけど。
カラッチェロって、QE級をタイムシップとはしているのでしょうけど、これの対抗艦って、何だったのかは今一つ判らない。
アーストリア・ハンガリーのモナーク代艦とも言われますが、カラッチェロの主砲ってモナーク代艦の主砲に射程等で負けているのですけどねぇ。
伸
- ↑誤字訂正
アームストロン→アームストロング
アーストリア→オーストリア
伸
- 思うに同級は英海軍以外で初の15in砲であり(起工はQEの2年後で長門の3年前)、かつ伊が英の同盟国ではなく洞ヶ峠を得意とするお国柄であるため、QE級と同等以上の主砲とするコトは英海軍が許さなかったのではないでしょうか
んで安社も2口径短い砲を製作した、と
駄レス国務長官
- >6.
あ独のバイエルン級のほうが若干早かったですね >15in砲
しかしコレは自国開発のため英としては採用を防ぎ得ないモノです
駄レス国務長官
- 後の特型駆逐艦対高速軽巡洋艦の関係から見て、フランス海軍の巡洋戦艦M.ジル案もしくはデュラン・ヴィールA型、B型案のいずれかということはないでしょうか?
備後ピート
- >8
ジル案辺りで1913年度計画です。カラッチェロは1914年に起工されてますから、ジル案の計画より前に設計、計画は進行していた事でしょう。
両者の計画開始時期を考慮すると、フランスの巡洋戦艦がカラッチェロを意識したという事は有り得ても、カラッチェロの計画開始時点では対抗艦には為り得ないでしょう。
伸