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こんばんは。 フランス戦艦リシュリューについての質問です。 リシュリューは一部では「一撃で電気系統が停止する欠陥戦艦」と評価されていますが、それは恐らく1940年にダカールで雷撃を受けた際の被害を指してのことと思われます。このダカールでの戦闘についてご教授ください。 まず、雷撃前に空母ハーミズ搭載の艦載艇が爆雷を投下したが不発だった、という話を聞いたのですが、艦載艇が戦艦の周りに爆雷をまける状況とはどんな状況だったのでしょうか? フランス海軍は発砲しなかったのでしょうか? それとも「艦載艇」は「艦載機」の間違いなのでしょうか? 次に、航空魚雷1発(2発?)の命中にしては随分大きな損害を受けたようですが、これはリシュリューの強度や防御力が不足していたからなのでしょうか? 特に艦首側にある主砲用発電機が使用不能になったというのが不思議です。 それとも同じような大きさの他の戦艦でも、同じ状況になれば同じように行動不能となるのでしょうか? 因幡 |
- 前段
前夜に英スループ「ミルフォード」より進発の王立海兵隊員の操縦する高速モーターボートが「リシュリュー」の艦尾に4発の420ポンド爆雷を投下した、次いで翌朝0415に空母「ハーミーズ」を離艦した「ソードフィッシュ」が魚雷1発を命中させた、とのコトです
後段
当たったのがタマタマ右舷の内外推進器の間でかつ深度がキール近くで充分深かったのが効いたんじゃないでしょうか(破口9.3m×8.5m)
ただし隣接区画に急速浸水したのは熔接不良も一因と考えられてます
電源喪失の件は被雷と同時に主副配電盤のサーキットブレーカーが落ち、手動復帰した(この間2分は全砲沈黙)とのコト
発電機の件は主砲塔間のディーゼル発電機は無事だったが被雷区画直前のターボ発電機2基が激しく揺すられて給油管系が破損したりしてます
まぁ当たりドコロが悪かったってのはあるでしょうケド、他にも舵機のサーボモーターのブラシホルダーが数ヵ所で亀裂発生したとか、各部の強度不足をうかがわせるモノがあります
以上French Battleships 1922-1956に拠る
駄レス国務長官
- >駄レス国務長官様
ありがとうございます。
どうも私はいろいろと勘違いをしていたようです。発電機は前後ともに燃料に浸かったものと思っておりました。
因幡