276 275に続いての質問で申し訳ありません。
WWIIの頃の戦艦や巡洋艦から、カタパルトで水偵などの水上機を発射(?)する場合、カタパルトは艦に対してどの方向を向いていたのでしょうか? その場合、275の質問と同様に、風向をどのように考慮したのでしょうか?
細かい話で申し訳ありません。
真弓

  1. 質問者です。
    航行中の艦からの発進です。

    真弓

  2. 艦載機のカタパルト射出は、以前もこちらで書きましたが、丸メカのNo12、「零式水上偵察機」に詳しいです。(旧版でP30-33、その後、縮小合本版が出ていて新本も見かけます)

    この中に「射出時に適当な合成風力・風向が得られるよう艦橋と針路。速力を連絡し、要求するのは飛行長の責任である。機が離脱する際に射出機が水平に保たれるようタイミングを計って下命するのは射出指揮官の責任である」
    とありますので、風向は考慮されていたのは確かでしょう。カタパルトの方向は、明確ではありませんが、写真を少し探すと(上掲書にも1枚あり)、艦前方斜め45度くらい。合成風速を考えていたことや、両舷装備艦が多かったことを考えると、できるだけ艦前方に近い方向を向けていたのでは?
    ただし、275でも指摘されていたように、艦の動揺の方が問題が多かったようですね。(重巡摩耶、伊8、戦艦霧島で飛行長を経験された方の回想です)

    また、WWII期の戦艦でも、英国やドイツのように艦中央部に90度固定とか、イタリア艦(巡洋艦)のように艦橋前の前方固定等もあるのでご注意を。
    TOSHI!!

  3. TOSHI!!様
    ありがとうございます。上記の書籍をさがします。
    質問者
    真弓


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