259  艦砲なのでこちらに。砲弾に内蔵する子弾の安全装置解除はどのような仕組みでしょうか。親弾の遠心力は使えないように思います。
 短12、20高角砲等の阻塞弾の場合は開傘を利用するのでは思いますが。
着発信管付きの子弾を親砲弾から放出することは、(開傘を利用せず)先の大戦時に実用していたのでしょうか?
四式射撃装置

  1. 短十二糎砲の阻塞弾は、落下傘の索に繋がった摩擦火管付弾子がぶら下がっているだけですが・・・・

    >着発信管付きの子弾を親砲弾から放出する
     少なくとも「着発信管」付きというものでは旧海軍にはありませんでした。 実用化していたかどうか、ではなく、そのようなものをわざわざ開発する必要がありませんでしたので。

    艦船ファン

  2. 艦船ファン様 お答えありがとうございます。索に敵機が引っかかったら、その力で摩擦火管が作動ですか。この形式であればこそ、発射時のGや砲弾を落とした時でも安全なのですね。目から鱗でした。火管・信管についての記述も読ませてもらいました。
    >着発信管付きの子弾を親砲弾から放出する
    よく、「三式弾には25ミリ機銃弾が○個詰めてあって云々」という説明を見たものですが・・・
     それなら安全装置の解除はどうするんだ、と頭を捻った覚えがありました。
    これは不可能ですね。
     本年もよろしくお願いします。
    四式射撃装置

  3. 三式弾に内蔵される焼夷弾子(子弾)も“信管、何其れ美味しいの”な弾でしょうね。
    三式弾(三式焼霰弾)に内臓されている焼夷弾子は、弾体から弾子が放出された際に着火され、燃焼しながら飛散します。

    >三式弾には25ミリ機銃弾
     三式焼霰弾の焼夷弾子は、14in砲弾以上に内臓される25粍弾子と、8in砲弾以下に内臓される20粍弾子があります。
    多分、25粍弾子を25粍機銃弾と勘違いした説明ではないかと。



  4. >2.
    三式焼霰弾(仮称三式通常弾)についての詳細は、次のURLにありますね。 ご参考までに。
    http://navgunschl.sakura.ne.jp/koudou/ijn/buki/ammo/proj/3shiki.html
    艦船ファン

  5. 皆さま 回答ありがとうございます。焼夷弾子の放出は存じておりましたが、20粍弾子も有ったのですね。海軍といえば三式弾&酸素魚雷と育った世代ですのでワクワクします。
     そういえば、対艦橋掃射用の13粍「4連装」機銃も実際は無かったんでしたっけ。生きているうちにいろいろ知りたいことがたくさんあります。本年もよろしくお願いします。
    四式射撃装置

  6. >5.
    本来のご質問からは外れますが、

    >13粍「4連装」機銃も実際は無かったんでしたっけ
     ありますよ。 「九三式十三粍機銃四型」と言われるやつですね。
    艦船ファン

  7. 艦船ファン様 重ね重ねありがとうございます。 九三式十三粍機銃四型ですか。戦艦の艦橋に装備したと昔言われてましたが、どうも見かけませんね。
    防空砲台に配置された例もあるようですが。
    本題と外れますので。お世話になりました。



    四式射撃装置

  8. >7.
     ついでですから。

     何時の、どの艦種についてか、また「対艦橋掃射用」とは具体的にどのようなことを意味するのかが判りませんが・・・・

     13ミリの4連装は、旧称が「保式十三粍四連装機銃一型」「同二型」(輸入時の名称は「ホッチキス十三、二粍四連装機銃」)で、一型が「妙高」「五十鈴」に、二型が「扶桑」「衣笠」「青葉」「鬼怒」「阿武隈」「龍驤」など14隻に装備されました。 結局のところ13ミリでは能力不足であり、かつ多数の兵員(定員上は1基につき10名)を要することなどから、その後改装などの時に撤去又は換装されたようですが。

    >戦艦の艦橋に装備したと昔言われてましたが
     誰がどの様に言ったものなのか判りませんが、私はそのようなことは聞いたことがありませんし、知りません。

     ということで、これにて。

    艦船ファン

  9. >7 戦艦の艦橋に装備したと昔言われてましたが

    世界の艦船(No330)や丸スペシャル(No15)等にそのような記述はありますね、もっとも丸スペシャルの方は大和型の艦橋装備のものまで4連装としてますので信は置けませんが。
    わんために


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