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11月のガダルカナルへの出撃で隼鷹が選ばれた理由とは何なのでしょうか。 南太平洋海戦直後の使用可能機数では 「瑞鶴」:零戦33機、九九艦爆10機、九七艦攻19機 「隼鷹」:零戦11機、九九艦爆8機、九七艦攻5機 (川崎まなぶさんのサイトより引用) となっているらしいのですが、隼鷹が出撃できるのなら瑞鶴も出撃できそうに感じてしまうのです。 ・何故、瑞鶴ではなく隼鷹が選ばれたのか。 ・隼鷹のみでなく、瑞鶴も加えた2艦での出撃はできなかった理由は何なのか。 この2点についてご存知の方がいらしたらよろしくおねがいします。 天ヶ崎 |
- 1.飛鷹の故障はトラックでなんとか修理できたが、翔鶴と瑞鳳の損傷修理には、内地に戻る必要があること。
2.飛鷹航空隊は他の母艦航空隊に比べれば損耗が少なく、派遣先のラバウルから呼び戻せば、かなりの戦力になること。
3.いずれの母艦も修理や補充のため内地に戻る必要があるが、戦力の空白化を避けるため、交代で帰還させる必要があること。
といったことから、まず一航戦が内地に戻り(瑞鶴まで帰還するのは、艦の整備と発着訓練を行う母艦を確保するためではないかと)、その間は二航戦が戦線を支え、一航戦の戦力が回復したら二航戦が交代で内地に戻る、という計画が立てられたのではないかと思います。
T216
- この件については、戦史叢書に「『瑞鶴』は南太平洋海戦における一航戦航空兵力の被害が大きかったために、その立て直し訓練の必要から内地帰還となったものであった」と明記されていますね。
大塚好古
- T216さん、大塚好古さん、ありがとうございます。
成る程、このような場合は単艦でなく、航戦単位で考えなければならないということでしょうか。
ついゲームの駒のように考えてしまうのですが、一航戦の残存機を集めればそこそこの戦力は発揮できるから、無理してでも瑞鶴1隻だけでも出撃させようという考えは無かったのでしょうか。(42年11月は揚陸総攻撃支援で重要な時期と考えられていたと思われますし)
この手の話は、応急修理してまで戦線に投入された米空母、無傷でも投入さされなかった瑞鶴と対比される話かと思われます。
航空隊が健在だったエンタープライズ(42年11月)はともかく、サラトガ航空隊を搭載してまで出撃したヨークタウンとつい比較したくなります。
何故、日米両軍でこのような差が出るのでしょうか。
天ヶ崎
- 一航戦の残存機は隼鷹に集められて、南東方面に残されたのではなかったでしたっけ。
片