245 |
このAns.Qの艦船関係の過去ログでアメリカ海軍のウースター級後期建造艦は 54口径5インチ砲を搭載するとあったのですが、 1)これは47口径6インチ砲に換えて搭載すると言う事でしょうか。 2)その場合、装備数や装備位置等はどの様なものになったのでしょうか 自分なりに調べたのですが判らなかったので、識者の皆様お願いします。 銑鉄 |
- 質問者ですが書き忘れた事があったので、失礼します。
過去ログでアメリカ海軍のウースター級後期建造艦とある艦艇は
Wikiに記載のあるCL-154級軽巡洋艦と同一なのでしょうか。
銑鉄
- 常連のご専門の方々がお忙しいのかレスが付きませんので。
出所は多分「世界の艦船」の「アメリカ巡洋艦史」(増刊36号)辺りではないかと想像しますが・・・・詳しくは Norman Friedman の「U.S. Cruisers, An Illustrated Design History」をご覧いただくのがよろしいかと。 当該書のp368にはラフな図面もありますので。
艦船ファン
- http://www.navweaps.com/Weapons/WNUS_5-54_mk65.htm
このタイプFってのではないかなとか思ってみたり。
SUDO
- >3.
2.の当該書をお読みいただき、ご疑念があれば著者にご質問をどうぞ。
艦船ファン
- とりあえずオンラインで入手できる資料ということで、CL-154そのものではないけど、その基となったデザイン。
http://www.history.navy.mil/photos/images/s-file/s511-66c.htm
CL-154の設計は未了の内に中止になったとする記事もありますが未了といっても進捗はピンキリなのでこの後どれくらい変わったかは判りません。
悪しからず。
けい
- ウースター級とデモイン級の建造振り替えを含めて、今現在向こうの研究者と色々と裏話を掘っている段階なので、未だ完全に明確ではないんですが…。
ウースター級搭載予定の6in/47口径連装砲塔の開発が遅延と、その有効性が疑問視されたこともあり、これに代えて5in/54口径砲の搭載もしくは5in70口径砲等の新型砲を積む、という構想が検討されたのは確かです。
ただこれは「小型の砲を積むなら、そんな大型艦で無くても良いでは無いか」という当然の意見と、ウースター級に類する大型巡洋艦の建造枠をデモイン級整備に振り向ける、という意向もあって進展せず、最終的に1944年度のCL-154級はジュノー級に連なるより小型の防空巡洋艦の整備に切り替えられます。
そう言う案配ですので、昔「後期建造艦では砲換装が決定していた」と書きましたが、「ウースターの砲換装は計画・検討されたけど、高額なデモイン級の整備とか色々あって、実際にはより小型である現実のCL-154の整備が決定した」に訂正させて下さい。
大塚好古