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潜水艦の潜舵や横舵の役割についてですが、潜舵や横舵はどのような時に使われるのでしょうか? また使用頻度はどの程度なのですか? 誰か教えてください 小岩井 |
- 潜航中の潜水艦は、中性浮力(浮き上がろうとする浮力、沈もうとする浮力がバランスした状態)に調整されています。
深度の変更は潜舵・横舵と推進力により行います。たとえば、艦を水平に深度を下げる場合、潜舵、横舵ともに下げ舵にします。急速に深度を下げる場合は潜舵を下げ、横舵を上げにし姿勢を変え、推進力で深度を下げます。
としろう
- 潜水艦は3次元の動きをしますので、航空機と同じように潜舵・横舵を使用します。ただし、潜航については艦を下に下げれば潜航しますが、潜航すると水の比重が変化するため早急に浮力を調整しなければなりません。つまり、潜航について言えば潜舵だけでは潜航できないのです。
通常の航行では潜水艦は急激な方向転換や深度変更は行いませんので、艦長等から指定された針路、深度を保持する目的で微調整の操舵をするに過ぎません。
要が
つっち
- としろう様、つっち様ご回答ありがとうございます。
潜舵、横舵について良く理解することが出来ました。
小岩井
- >潜航すると水の比重が変化する
水圧で浮力が減少する=浮力タンク内の空気の体積が減少する
です。 手持ちの予備浮力=蓄圧タンクの圧力で、深度が下がるにつれ、どんどん減ります。
IWA
- >4:潜水圧で浮力が減少する=浮力タンク内の空気の体積が減少する
え〜と、なんか違いますよ〜。
ネガチブ・タンクなどは耐圧殻内ですし、
MBT内には空気は入っていません。
たまに空気の雑音が聞こえたら、
ベント弁を開いて出します。
豪腕少年タイフーン
- >2つっちさま、なんか違う感じがしますね〜。
潜航中の潜水艦の深度維持は、主に潜舵が担当します。
ですから潜航中の潜水艦には、
それぞれの深度にともなって、
一定の決められた速度が必要なのです。
映画「U・ボート」の中で、
爆雷で潜舵が下向きに固定してしまった際には、
すかさず「後進いっぱい!」でした。
タンクをブローなどはしません。
豪腕少年タイフーン