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航空戦艦化された後、さらに機銃増備された「伊勢型」に関して質問です。 単装機銃が後方の飛行甲板(航空機作業甲板?)にしか設置されていませんが、当時の戦艦群が総じて主砲隣接を含む艦周囲の舷側にまんべんなく設置(榛名は中央部から後方に設置されてますが)された事を考えると、個人的にはこの2艦が“主砲発射の爆風を考慮している”ように見えてしかたありません。 この単装機銃の設置方法は艦側の要望や他の考察があっての設置でしょうか。それとも、単に特異なスタイル故、もしくは伊勢型に終始ついて回っていた居住性による要員制約の問題でしょうか。 各艦の行動年表(S19.4〜8月頃)をざっと確認する限りでは前者ではないような気もしますが・・・ ジョナサン2 |
- 誰も回答されていないようなので、呼び水代わりでよければ。
伊勢型2隻の単装機銃の後部飛行甲板集中配備ですが、ざっくりと考えれば設置がしやすかったのと、射界確保が容易だったからでは?
確かに甲板上のスペース上の制約なども関係していたのかもしれませぬが、木甲板をいじらずに設置できるという点で、飛行甲板上に配備したのかもしれません。
私のうろ覚えの知識が間違っていたらそれまででして、そんな状況でしたら申し訳ないです。
今現在、私が所持していた伊勢型の(コピー版ですが)一次資料を友人に貸し出しており、その上に読んだのも年単位ともいえるくらいの昔ですので、この辺のところを失念しておりまして、後は詳しい先生方が答えてくださることを祈っている所です(苦笑。
かいと
- かいと様、ありがとうございます。
質問を投稿後も“伊勢 日向 単装 甲板 配置”等といったキーワードを組み合わせ検索しましたが納得いく見解は見あたらないままです。
(所有している書籍も然り、です)
ただ、同クラスの扶桑、山城の最終時機銃装備数が残存する公式資料において25mm機銃、13mm機銃併せて105門(扶桑)〜108門(山城)と言われており、高角砲は伊勢型の半分。金剛、榛名、長門もそれぞれ現存する資料の通り。【S19.7に“大和型以外の残存戦艦は高角砲連装8基+機銃120門”を目標とする基本方針があったようです。】
片や伊勢、日向では主砲2基減→高角砲を連装8基、噴進砲まで装備している事を考えると、設置箇所云々より要員の普段の居場所の方が気になるところです。まぁ、「搭載機が無いから、格納庫を間借りすれば良いじゃないか」となるかもしれませんが・・・
ジョナサン2
- 私も推論ですが(突っ込み歓迎)
急降下爆撃は艦艇の艦尾方向から新入する場合が多いです。
なので艦尾方向の対空火力強化=急降下爆撃対策と言えます。
伊勢型は艦尾は飛行甲板なので3連装機銃や高角砲の増備は難しいです。
消去法で考えれば移動式単装機銃の装備しか方法がなかった可能性があります。
出沼ひさし
- あれ?
緒戦期の日本空母群は艦首側の対空火力が少ない事を見抜かれてよく襲われたんじゃなかったでしたっけ?(急降下か緩降下までは存じませんが・・・)
あと、艦首機銃座は“バウ・チェイサー”と呼ばれ、前方からの襲撃に対し重宝された過去ログを見た事があります。
ジョナサン2