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「WW2時では、集中防御式を採用した新鋭戦艦よりほぼ満遍なく水線部に装甲のある旧式戦艦やドイツ式戦艦の方が魚雷攻撃に対して有利であった」と聞いたことがあるのですが、これは正しいのでしょうか? よろしくお願いいたします。 Ranchan |
- 英海軍が戦時中に実施した戦訓に基づく研究では、主要区画前後の装甲帯は、「艦首・艦尾付近に爆弾等が着弾した場合、至近弾の弾片で船体部に破口を発生するのを防ぎ、浸水発生を抑える効果が期待出来る」と結論づけられています。一方対魚雷については、水線下装甲帯の高さが足りないこともあり、特に効果があるとは見なされていません。
大塚好古
- ご教授有難うございます。ということは、
「WW2時の英海軍の研究によれば、対雷撃では意味がないが対至近弾では防御効果が期待できる構造を持つ否集中防御式側の方が、対空戦に限れば少々ではあるが有利である」
と理解して宜しいのでしょうか?
Ranchan
- 艦首・艦尾以外の主要区画付近の至近弾に対してはとうぜん集中防御方式のほうが有利ですから
「総合すると非集中防御方式が特に有利とは言えない」
と理解したほうが宜しいんじゃないでしょうか?
駄レス国務長官