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ドイツ海軍のビスマルク級戦艦とアドミラル・ヒッパー級重巡洋艦の外形が意図的に似せられたものである、という話は有名です。 同様にイタリア海軍のルイジ・ディ・サヴォイア・デュカ・デグリ・アブルッチ級軽巡洋艦と大改装後のコンテ・ディ・カヴール級、カイオ・デュイリオ級の両戦艦の外形は意図的に似せたものなのでしょうか? 図面などで見る限り、相当に似通ったものに思えるのですが……。 薩摩 |
- アブルッチ級軽巡は先行諸級より船体幅を広げたコトにより、伊軽巡で初めて主缶を2基ずつ並置可能としたモノです(先行諸級は縦1列)
また機関部配置は先行諸級と同様缶・機・缶・機の交互配置ながら前部缶室に2基、後部缶室に6基を配した結果、大改装後のカヴール級・デュイリオ級と似通った配置となりました
アブルッチ級
機缶缶缶−缶 (艦首方向)
−缶缶缶機缶
カヴール級・デュイリオ級
機缶缶缶缶 (艦首方向)
缶缶缶缶機
主缶の配置が似通っていて、同じ時期に同じ設計者集団が担当すれば、おのずから煙突の配置をはじめ外形も相当に似通ったモノになると思われ
駄レス国務長官
- 駄レス国務長官様
アブルッチ級とそれ以前の軽巡洋艦では艦内の機関配置が根本から変更されているのですね。
そして同様の機関配置を採用した改装戦艦群と結果として似通った外形になったと。
以前から気になっていた事がこれですっきりしました。
ありがとうございました。
薩摩