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単発爆撃機に水冷エンジンを搭載する場合、ラジエーターは彗星やバラクーダのようにエンジン下部に配置するしか無いんでしょうか? 東亜連邦 |
- ブラックバーン・ファイアブランド(ネイピア・セイバー搭載のT.F.Mk.II)は主翼付け根前縁に埋め込んでますね。
超音速
- イリューシンIl-2はエンジンの後方にラジエーターがありますね。
超音速
- 複葉時代の単発爆撃機はエンジン前部に配置する場合が多いですね。
DDかず
- 爆(攻)撃機の場合ですと、どうしても爆弾(魚雷)等の搭載位置・方法も
考えなくてはいけないため効率等を考えて機首下面が多くなったと思われます。
例えばおっしゃっている彗星(もっともHe118を参考にしたため共いわれていますが)は
爆弾倉が胴体下面にありますし、バラクーダは長大な魚雷を胴体下面に搭載しなくてはいけません。
超音速さんがおっしゃっているIL2系列は胴体下面に冷却器があるために
爆弾等の懸架装置は冷却器と両主脚格納位置の間に付けられていますね。
あと考えられるのは効率は兎も角、機構的に繊細?な翼面蒸気冷却方式(表面蒸気冷却)
くらいでしょうか。
陸奥屋
- 質問者様>エンジン下部に配置するしか無いんでしょうか?
エンジン下部に配置したくない理由が何か在るのなら述べられるべきでは。
プロペラ、シリンダーブロック、冷却器を防火壁の前で纏めるのは整備・換装の都合上合理的な配置で
欠点とされる前面面積の増加もその後ろに爆弾倉が配置されるなら欠点と為されないでしょう。
.4>Il2の主冷却器はシリンダーブロックの直後です。シリンダーブロックの上に吸込口があり胴体下面から排出します、
エンジン強化で冷却不足になりオイルクーラーが下面に追い出され開口部から銃撃破壊されやすくなりました。
Il2の他フェアリー・バトルなど主翼内に爆弾倉が置かれる機体が大戦初期には有りました。
にも。
- エンジン下についているものが多いが、他に方法はないからなんでしょうか? という疑問を抱くことも許さず、
「そこに置きたくない理由があるなら、言え!」などと強要される場とは思えませんが
無名氏
- 質問者氏は、Il2の様な著名な例外があるのに
「単発爆撃機に水冷エンジンを搭載する場合、ラジエーターは彗星やバラクーダのようにエンジン下部に配置するしか無い」
としていますが、抑、単発爆撃機という機種はWW2では死に筋です。
WW2液冷戦闘機に於いて何故、冷却器をシリンダーブロックから離し防火壁の後ろの胴体や翼の下に置くレイアウトが主流になったのでしょうか。
その理由を、二人目以降の乗員を乗せ爆弾倉を設けなければならない単発爆撃機に適用させた場合、戦闘機と同じレイアウトに必ずなるでしょうか。
防火壁の前で纏めるレイアウトに於て、冷却器はシリンダーブロックの下に置かれるだけではなく、前(WW2で独が多用)や、後ろ(Il2など)も、あります、
防火壁の前で纏める利点は先に述べた通りなのに、理由も無く「しか無いんでしょうか?」と書くのは疑問では無く「書いてみただけ」ではないでしょうか。
にも@返信。
- まあ、知識や常識の希薄な私が言うべきでは無いと思うのですが
個人的な受け取り方として「エンジン下部に配置〜」の辺りは
「そういった配置が多い感じですが何ででしょうか?」若しくは
「そういった配置が多い感じですが他は有りますか?」と
受け取っていました。
にもさんの受け取り方もあるのでしょうけど、失礼とは思いますが
あまり質問の理由付けや言葉尻に拘らなくても宜しいのでは無いでしょうか。
陸奥屋
- >6.8.質問者様が「しか無いんでしょうか?」と書かれていたので少しだけ厳しく当たりました。
「しか無い」と書いた以上、WW2単発爆撃機で液冷発動機の物の冷却器配置を主要なものだけでも確認したと看做されます。
亦、「しか無い」と書くことは、シリンダーブロック下に冷却器を置く事と単発爆撃機であるという事に因果関係が在るとの主張です。
実際、シリンダーブロック下の冷却器の直後の胴体下面に爆弾倉を設けた場合空力上きれいに繋がりますが
抑、単発爆撃機が胴体下に必ず爆弾倉を設けなければならないという事は、無い訳で。
そして、ww2各国は自国のドクトリンに基き屡爆撃機取分け単発の其を「爆撃機」とは別の名前で呼んでいます、
質問者様がそれを理解していて各国のドクトリンを捨象し
「(国を跨いで比較する場合)対地対艦攻撃を任務とし専ら複座以上の機体はおしなべて爆撃機」としておられるなら、良いのですが。
にも@参信。
- 5.>エンジン下部に配置したくない理由が何か在るのなら述べられるべきでは。
と書いたのも、理由なるものを明示的に説明せよという意味ではなく
自身が当事者、具体的には開発者や仕様を出す用兵者であるなら、どうするか考えてくださいと書いたつもりです。
この時期のこの級の爆撃機(屡ドクトリンにより「攻撃機」「襲撃機」等呼び替えられる)の争点は
小型爆弾・砲銃弾を線・面目標に向けバラ撒く対地攻撃機/大型爆弾を点目標に正確に当てる急降下爆撃機
敵戦闘機を振り切る高速飛行性能を持たせる/高速性能以外で敵戦闘機に対する
爆撃機を爆撃機として開発する必要は果たして在るのか?戦闘機の転用、或は逆に、観測機練習機輸送機の転用が、合理的では?
等が在り、各国軍はドクトリンに依り乗員を何人にするか発動機を幾つにするか決める。
発動機を空冷でなく液冷としその冷却器をシリンダーブロックに対して何処に置くかなど、
「エンジン下部に配置するしか無い」という結果が出たとしても其は当該のドクトリン・仕様に対しての答にすぎず
ドクトリンが変われば要求される仕様も変わり改めて考えなければいけないと判る筈です。
あと、エンジン(発動機)とはシリンダーブロックのことではありません、
シリンダーブロックと冷却器(ラジエーター・オイルクーラー)、
あと(この級の爆撃機には普通付けられませんが外付け冷却器・チャージクーラー)などで構成される
「動力を発生させる機械」です。戦闘機・戦略爆撃機などでは屡防火壁の前で纏めず後ろに廻します。
にも@肆信。