1583 こちらの過去ログを読んでいて少し気になったので質問させていただきます。

九九式一号20mm機銃ではP−40の燃料タンクに発火させることができなかったので二号機銃が開発された・・・とのことですが、これは当時の鹵獲機か被撃墜機か何かを使った射撃実験などで確認されたのでしょうか?

日本海軍が「一号機銃ではP−40の燃料タンクに発火させることができない」という認識を持つに至った経緯について教えてください。
おうる

  1. B-17とP-40がごっちゃになってませんか?

    「三空と台南空の戦訓所見」でP-40の抗堪性が、
    「MI作戦ニ於ル戦訓並ニ所見」でB-17に対する威力不足が報告されています。

    そして、1942年7月の航本機密8421号「戦闘機の機銃威力増大に関する件通知」で、
    着発信管から遅延信管に変更することで燃料タンク着火が期待できること、
    新たに生産が始まった二号銃であればB-17の防弾板(16mm)を貫通できるだろうとされています。

    詳しくは歴群零戦2・零戦PGを参照してください。
    超音速

  2. 敵機の機種が何であれ、20mm機銃弾の威力不足の認識は実験ではなく、実戦から得られたのではないでしょうか。空中戦で零戦のパイロットが敵機に20mm弾が命中するのを認めたが、敵機がなかなか発火しなかったという事実が威力不足の認識の根拠だと思います。
    Ham

  3. 回答ありがとうございます。

    >B-17とP-40がごっちゃになってませんか?

    いやぁ…もしかしたら読み違えている可能性は否定できませんが、九九式二号を作った理由を漁っていたら「P-40の燃料タンクに着火できないことに衝撃をうけた」とかなんとかいう文章にでくわしたので
    おうる


Back