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二式戦闘機の加速が良くないと記事を読んだのですが、軽量な一式戦闘機の 加速が良いことや、重たい三式戦闘機の加速や上昇力が悪いことは 納得できます。しかし、出力が大きいエンジンを載せ、上昇力が大きい 二式戦闘機の加速が良くないのは不思議に思います。 自動車の加速や、登坂走行とは根本的に違うものなのか、教えていただければと 思います。よろしくお願いします。 totatota |
- すいませんが、その「記事」とはどこのですか?
超音速
- 昭和16年7月に巡航速度350km/hからの加速をBf109E-7と比較していますが、
増加試作機にあたる二式戦一型でもBf109に大きく劣る、といったことはありません。
量産型の二型であればむしろ優れていたのではないでしょうか。
BUN
- ありがとうございます。ミリタリークラッシック62ページのライバル戦闘機との
比較の中で、二式戦闘機は一式戦闘機より上昇力は大きく勝るのに、加速性能は、
一式戦闘機が勝るという本吉先生の記事を読んで、疑問に思いました。
自動車の0−1000M加速のように、最高速付近までの加速を、区間を切って
比較できるわけではないようですので、比較は難しいようですね。
重量や出力を比較して、確認したいと思います。
ありがとうございました。
totatota
- それは米軍の鹵獲機資料から引用したものでしょう。
ある状態のある条件下ではそうなる、ということだと思います。
BUN
- ありがとうございます。まずは読みやすい所から読んでいましたので、
全体を捉えていませんでした。確かにBf109との比較も載っていました。
熟読します。
totatota
- 200キロぐらいからの加速なら一式戦が勝ちます。
一式戦はこのあたりが最小抵抗速度(Vdmin)だからです。
二式戦のVdminは250キロぐらいです。
これより遅くなると誘導抵抗によって急激に抗力が増加します。
翼面荷重の大きな飛行機はよりそれが顕著です。
超音速