1513 零戦と隼のエンジンマウントの重量の違いについて教えてください。
零戦は補機類がギュウギュウなかわりに、かなりエンジンマウントを短縮していますね。隼は余裕を持ってだいぶ長い。零戦はそこに手が入れ辛いが軽量化にはなる。
また、併せて機首の○○kg軽量化はこのクラスの飛行機ではトータルに何キロぐらいの影響を与えるという概算もできればお願いします。
げしゅたぽ

  1. 同じエンジンを装備していて大きな差は無いと思います。
    BUN

  2. >1 搭載エンジン相応の範疇を超える大きな差というほどでは、無いとは思いますが、
    500キロ近いエンジンと、そして100キロ近いプロペラや補機類などが強力なGを受けても支えなければならないものなのですから、エンジン+マウント合わせて、どれだけ差があるのかも問題になってきそうだなと、気になっていたので質問しました。
    げしゅたぽ

  3. 比較する型式を間違えてはいませんか?
    BUN

  4. 返信ありがとうございます。
    >3
    と言いますと?
    型式と聞いて思い浮かぶのは、栄二一型の減速機ケースが伸びた事となにか関連した話でしょうか。
    げしゅたぽ

  5. 栄二一型装備のA6M3と栄一二型装備のA6M2は陸軍の一式戦とは前提が違います。
    BUN

  6. >5
    この初心者めに解説、お願いします…m(__)m
    げしゅたぽ

  7. げしゅたぽさんへ

    再度確認が必要と思いますが、零戦何型と一式戦何型を比較していらっしゃいますか?
    超音速

  8. >7
    https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/031/917/35/N000/000/000/147635025749233122179_IMG_4942.JPG
    隼一型と
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/37/6feda7ba038c5784d80a29e90e7d20da.jpg
    零戦二一型でした。
    げしゅたぽ

  9. そのプラモはご自身で組まれたものでしょうか?
    あと、他に図面など参考にされましたか?エンジン架の長さはそれぞれ何センチですか?

    世傑の図面を見比べてみたところ、零戦二一型のほうがわずかに長いようなのですが。
    超音速

  10. >9 うわ、マジですか。すみません、デマゴーグを吹聴してしまいました。僕はプラモは組んだ事はないです。塗装済のダイキャストモデルなら沢山ありますが。
    エンジンマウントというのは梯子部分の長さですよね?外部寸法が分かるものしか持っていないので、何も測ってなかったです。申し訳ありません。
    げしゅたぽ

  11. ご質問の根拠は他人のプラモのネット画像一枚だけだったと。

    外観の図面しかなかったとしても、プロペラから防火壁までの距離を計っていれば、「かなりエンジンマウントを短縮しています」などという認識にはならなかったでしょうね。

    げしゅたぽさんの過去のレスを引用します。
    「以降はある程度間を置いてから初歩的な手落ちの無いように努めて書き込むように致します。」
    この発言以降も同じようなミスを続けていますね。

    あえて意地の悪い書き方をさせて頂いていますが、決して排除の意図はありません。
    要注意人物と目をつける向きもあるようですが、個人的には同好の士は大切にしたいと思っています。
    超音速

  12. 零戦の発動機架の図面が分かりました。
    https://pbs.twimg.com/media/DznfZ3XVYAEpOt4?format=jpg&name=large
    三二型は減速機や補機類が長い栄21型の仕様のせいで、675mmという非常に長い。
    隼の防火隔壁からエンジンカウル後端までの距離は、一型も二型も、48寸法図面上で11〜12mmつまり528〜576mmのいずれか。
    ここからすると、圧倒的に零戦の方が長い。質問は逆です。
    隼ではなく零戦を、いかほど軽量化できるのか。(前は隼をもっと軽量化出来たと勘違い。)
    そのままでは海軍仕様の補機類や潤滑油タンクとの干渉はあると思われますが。
    如何にも、陸海軍独自仕様の、弊害では。減速機の焼き入れがままならず破壊された話はその責任ではないとしても、陸海軍のエンジンマウントを良い方に合わせた場合、零戦はどの様に性能向上を果たせるでしょうか。
    質問の時には、寸法を確認しようともしなかったことを、反省しております。
    げしゅたぽ

  13. 零戦三二型の発動機栄二一型は、栄二二型とセットで開発されたものです。
    栄二二型とは、二一型と同外形でプロペラが逆回転するものです。
    栄二一型の減速器が長いのは、二二型パソコンてここに逆転用の歯車が入るのに外形を合わせたからです。
    なぜそのような栄二一型、二二型がセットで必要だったかと言えば、十三試双発陸戦に1機あたり両方の発動機を装備して、左右のプロペラを逆回転させるためでした。
    陸軍にはそのような事情がありませんので、逆回転は不要で、ゆえにハ一一五のギアケースは短いのです。


  14. 「パソコン」は誤変換です。
    そこは単純に「は」とお読みいただければ。


  15. 零戦の機体設計自体が、後日長い栄二一型を装備することを前提として行われていたらしい節があり、A6M1とM2には本来なら胴体隔壁が1番から始まるものが、その前に0番隔壁が設けられて発動機架がつく防火壁となっています。
    A6M3はこの0番を取り去って1番を防火壁としています。元々の発動機架を長く出来る設計だったわけです。これを利用して排気タービンを装備しようともされていますね。一方で一式戦は、胴体銃を20ミリに換装する際に、発動機後方を延長しています。
    拡張性が始めから織り込まれていたのが零戦だった、と言えなくめないわけです。


  16. >13〜15
    詳しい情報をありがとうございます。零戦が、最初から二一型の搭載を前提に設計されていたというのであれば、0番隔壁撤去による一号零戦の抜本的な改良は望めないでしょう。空力・重心後退の都合がありますので、栄一二型を前提に詰めた設計は悪影響を及ぼします。
    二号零戦以降、改めてハ115で設計されていたら(勿論、発電機やオイルポンプなど補機類まで違っていたので、それらや減速機も含めて変更)、0番隔壁を撤廃した上でハ115を装備すれば重心の前進は限りなくゼロに抑えられるはずです。エンジン自体が後退するにとどまらず、100kg近いプロペラの回転面が後退するのですから。
    となるとほぼエンジン換装分の重量40kgといくらかの補強だけで済み、二号零戦の推定全備重量は隼二型と大差無くなるという風に考えられます。

    げしゅたぽ

  17. >隼の防火隔壁からエンジンカウル後端までの距離は、一型も二型も、48寸法図面上で11〜12mmつまり528〜576mmのいずれか。

    零戦二一型のエンジン架長さは63.3センチ。一式戦1型は58か59センチ。
    一式戦2型はエンジン架を6センチ延長しています。全長もその分伸びています。
    これも図面か寸法をよく見ればわかったはずです。

    >質問の時には、寸法を確認しようともしなかったことを、反省しております。

    ご自身の発言には責任をもってもらいたいものです。
    超音速

  18. http://www.warbirds.jp/BBS/c-board/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=5015;id=
    議論ボードの方にげしゅたぽ氏がAns.Qへ新規に投稿した質問の番号のリストを作りました。
    にも。

  19. >17 先ずは、内部寸法が分かるものを入手します。寸法は誤りでした。僅かに長いだけで殆ど同じ。訂正します。すみません。
    >18 では、今後はここで、ジャッジされるのですね。最大限、注意せねばならないと考えて質問を選んで参ります。
    げしゅたぽ

  20. >16
    海軍は当時延長軸の使用によって機首を先端をすぼめた流線経始を取ることをむしろ是としていた、ということを忘れてはならないように思います。雷電、強風、誉装備の烈風、彩雲、みんなそんなふうに設計されています。二号零戦が栄二一型で機首が延びてしまうことだって、そのような時期の中では「むしろオッケーなこと」として考えられていたのではないでしょうか。


  21. 今の考えで「こうすればよかったはず、こんなふうにもできたはず」と考える自由はもちろんあると思います。
    しかし、実際に起こった出来事の中にさまざまに存在していた限界というものがあるわけですから、「なぜそのように運ばなかったのか」とまず考えるのが、歴史というものに対する最も論理的な態度なのではないかと思うのです。


  22. あらためて、げしゅたぽさんが例示された模型二点の写真を見て思うのは、零戦は発動機架付近に滑油タンクあり(その背後には胴体燃料タンクあり)、一式戦は胴体タンクなし、といった艤装の違いが、見た目の印象(ぎちぎちかそうでないか)を招いているように思えました。



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