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ハ109は水メタノール噴射を用いれば1800馬力近く見込めると思うのですが、そういった計画は存在しなかったのでしょうか。 排気量的には誉より大なわけですが。 げしゅたぽ |
- ハ109搭載機の評価を調べてなおそのような疑問が出て来たのか、その点が逆に気になります。
呑龍や鍾馗の欠点の一つが発動機の低信頼性なんですけど。
薩摩
- 資料が見つからない中で回答するのは申し訳ないのですがおそらく陸軍は小口径主義ですから噴射機をつけることによって太くなることを避けたと思われます
おモチ
- ハ109の性能向上型(第二次性向)は、18気筒化したハ219(統合名称ハ44)で、昭和19、20年頃には次期戦闘機用発動機の本命になっています。
片
- >>片様
それは栄と誉のような関係で、ハ109そのものの性能向上型とは言い難いのでは?
質問者さんのニュアンスは純粋にハ109の馬力向上手段として水メタ噴射の追加って事だと思います(金星62型みたいに)。
薩摩
- 昭和17年4月14日に航技秘第773号で試作指示が出ているハ119(ハ109改)があるではないですか。
BUN
- >4
2の方の「陸軍は小口径主義ですから噴射機をつけることによって太くなることを避けたと思われます」に対して、そんなことはないよ、と申し上げたかったわけなのですが、実際、ハ119がハ109の第一次性向、ハ219は第二次性向であると陸軍では考えられていたのです。
片
- 忙しくなりあまり返信できなくて申し訳ありません…!
>1 何だか煽りじみて様に聞こえますが気のせいでしょうか。違ったらごめんなさい。
それはそうと、僕の考えは真逆です。
しっかり調べていくとハ109のは本体設計に起因するものではなく些細な故障が見られる程度、同じ中島製の栄だろうと他人事ではないものです。本体の故障は決して多くないです。
誉より整備の手間が多いのは確かに欠点としても、どうして軍事オタクの界隈でここまで腐されるのかが逆に承服できないといった具合です。
稀に工作精度の悪い個体がありシリンダー胴が切れる事があったのは、これはハ109だから起きた問題という訳ではありません。第47戦隊のように稼働率100%を達成した部隊もあります。ハ109の系統を発展し使い続けるのは邪道とは思いません。
>2 直径を増すより、前後列を開けて後列を冷やし易くする方法も、あると思われます。ただ、直径を拡大せざるを得ないという可能性もありますね。僕も分かりません。
>3 ハ44は確かに優秀です。これはひとっ飛びに性能向上だったのでしょうか。栄の1400馬力試験やハ315といった誉の様に元を得る14気筒エンジン発展系計画に類するものが存在したら教えて頂きたいと思ったのです。
気筒減らした分で1700〜1800馬力ですね。
>56 そんなものがあったのですね。本当に存在したとは知りませんでした。
一次性向はいつ頃計画されたのでしょうか。
げしゅたぽ
- >7
ハ119の試作指示は17年4月14日です。
ハ214やハ240と同じ日ですね。
ハ219の試作指示は、一年後の18年3月25日です。
片