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大戦中の日本の軍用機(試作機含む)でスラットを持っていた機体を教えてください。 海軍では彩雲、震電、月光。 陸軍では九九式襲撃機。 上記以外にあるでしょうか? なぜ、こんな質問をするかと言いますと、当時の日本軍機の点検パネルを知り合いが持っていて、 その表面に「点検窓 スラット連動桿」という文字が書かれています。 直径12cmほどのパネルですが、表面は濃緑色の塗装で、左端に1/8ほどが赤く縦に塗られています。 裏面はジュラルミン地のままで、SDCHの紫色のスタンプと、持ち帰った米兵が書いたBetty Bomberの文字があります。 Bettyは一式陸攻ですが、スラットは持っていなかったはずです。 多分米兵がこの機体をBettyと間違えた可能性があると思います。日本の爆撃機は全てBettyと認識していた可能性もあるので、双発の機体から外したパネルではないでしょうか? このパネルを持っていた機体をなんとか調べたいので、何かご存知でしたらご教示ください。 camomania |
- 画像を追加しました。以下のURLからご覧ください。
https://box.c.yimg.jp/res/box-l-3rh7y7qsly73fs35ddbu2nb4b4-1001?uid=9528ecfe-f58d-489c-8e60-6dc6a337f117&etag=3d4e73a8d1b2e2d9e6eca41cf3833f7a
https://box.c.yimg.jp/res/box-l-3rh7y7qsly73fs35ddbu2nb4b4-1001?uid=2615244f-2613-4b28-9f15-4ca781917e8c&etag=e8cf56f79a46361040709487d5be74d4
camomania
- 十八試局地戦闘機「天雷」もスラットを持っていました。
しかしこのパネルの左隅にある赤い塗装色が気になります。
常識で考えると日の丸の赤色だと思うのですが、日の丸標識にかかる部分に、このような
点検パネルがあった日本機で、スラットを装備した飛行機が正解だと思うのですが、
私の知識では判然としません。
camomania
- 酣燈社の精密密図面を読む【3】彩雲の図面に「スラット点検孔」の注釈がある丸穴が上面に1か所、下面に3か所あり、上面の丸穴は直径15cmぐらい、下面の丸穴は12cmぐらいでサイズ違いに色違いでした。
同上本【2】より月光の図面を見ると「スラット点検孔」の注釈自体はありませんが同じ中島飛行機製なだけにそれっぽい丸穴があります。
そこでエアワールドJ&P NO.1という別本にある月光の図面を見ると
http://www.warbirds.jp/BBS/oekaki2/409.jpg
日の丸のかかり方がピッタリ一致しました、直径も約12cmです。
この丸穴は下面側ですが月光は下面を濃緑に塗った機体も多いようですので
まず月光に間違いないのではないかと思います。
ガス欠
- ガス欠様
教えていただき、ありがとうございます。
添付の月光の図面を拝見して、日の丸がわずかにかかるどんぴしゃりの位置にパネルがありますね。
本当に間違いないと思います。
こんなにクリアーに教えていただき、感謝いたします。
早速知人に伝えたいと思います。どうもありがとうございました。
camomania
- 裏面のスタンプが中島方式ですね。
A6M232