1482 |
すいません。また、変な事を思いついたのでお聞きします。 中島や三菱は元々水冷のエンジンを製造していたのですよね?では、水冷エンジンのシリンダーだけを使い空冷にしたエンジンてあるのでしょうか? そういうノウハウ等持っていたのでしょうか? 二式単戰のエンジンはシリンダーが、ダメと聞きました。なら半径が2ミリ大きいDB601のシリンダーに出来無いのか?と思いましたのでお聞きします。 青江 |
- 先生方が沢山居る中、門外漢の自分の思うところですが。
前半の部分はパスします。
後半の部分ですが、時期を考えられてはどうでしょう。
キ44が出来た頃にはハ41が有りました。また海軍は火星でしょう。
DB601的な物が使える様になるのは、ハ40やら熱田やらが量産された時期です。
誉の試作指示が昭和16年。試作完成が昭和17年。
その様な時にわざわざ難しい事をする必要が有るのでしょうか?
暇人
- 私のような者が差し出がましいですが、1480に当エンジンの信頼性に関連する質問を上げた者として書き込みさせて下さい。
ハ41やハ109などのシリンダーに原因があるというのは、確かなのですか。
またこれらの具体的な問題点に言及している書籍があるなら教えて下さい。
げしゅたぽ
- 水冷エンジンのシリンダーだけを使い空冷にしたエンジン...それだけ聞くと、水冷エンジンと空冷エンジンに使用されたシリンダーのボアストロークが同じだけで別物では?と思ってしまいます。
そうなると単純にハ41(ハ5系統)のシリンダー内径を広げてボアアップ出来ないか?と言う話になるのかと思うのですが、前面投影面積が小さい液冷エンジンと同規模のシリンダーを空冷エンジンに採用した場合、直径は増加し、冷却関係の見直しや圧縮比の変更に伴う各部の再設計、重量増加などが見込まれます。
結局、空気抵抗の増大や生産設備の改修に見合うだけの充分な性能向上を果たさなければいけないと考えると、ボアアップという手段は余り得策ではないのではないのでしょうか。
空冷V型高回転の正田研エンジンなんてものまで研究するほどに、前面投影面積を抑えることに関して狂気的な日本のエンジン開発シーンでは、前面投影面積増加はかなり忌避されそうです。
少なくとも馬力向上の開発方針としては、ブースト圧や回転数を上げることが先決で、その延長として基本的にはレイアウト修正となる気筒数の増加、ボアアップはその後かと思いますが、そこまで辿り着くと新規開発のほうが合理的に見えます。
Shusui
- >2
ハ41で信頼性が低かったとか稼働率が悪かったとか出力が安定しなかったとかいう情報はちょこちょこ見た事が有ります。
ハ5系は寿を複列14気筒にした物ですからシリンダーに問題が有ったというのは考え辛いのではないですか?給排気の問題かと思いますが。
具体的な資料は見た事が有りません。
暇人
- ハ5系の低い信頼性の原因をシリンダーに求めた投稿が過去のAns.Qにあったと思います。しかし残念なことにAns,Qの歴史にはある一定期間の大量のログが失われる事故?があり、その投稿も消失した可能性があります。
DDかず
- >5
興味深いレス有難う御座います。
自分も結構ROMしておりましたが、それは見た記憶が有りません。
ハ5系にそれほど興味が無かったからかも知れません。
自分がそれらに関連する事で見て興味深かったのが以下です。
キ44がすぐに量産されなかったのは、ハ41の不調やら当初要求された出力に達しなかったからだと。
ハ109に換装して増産されたと。
ハ109に関して刈谷元大尉が「手間の掛かる発動機だった。」と言っています。
ボロクソ言っていたり何が悪いとか言っていないのですよね。
暇人
- 1480と重複しますが、こちらにも書き込みしておきます。
世傑No.16から引用
「本体の故障は少なかった」
「こまめに面倒を見てやればよく働いた」
「たとえば給気管とシリンダーをつなぐゴム管の緩み」
「シリンダー胴が切れることがあったが、工作誤差が原因だった」
超音速
- >7
超音速先生、済みません。世傑、自分も持っていました。
暇人