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アニメの話ですが、 一式戦隼の主脚引き込みの状態が ゼロ戦の以下の動画の様に描写されていますがどうだったのでしょうか https://www.youtube.com/watch?v=MP1WDPgLZ1I ゼロ戦の主脚について、以前読んだ記事では、 軽量化の一つに油圧ポンプを小型化したので 脚上げの時まず左脚(?)に油圧が送られ、 格納されると回路が切り替わり 右脚(?)が上がると記憶していたのですが、 しかし以下の動画では油圧は両脚同時に送られている様です。 https://www.youtube.com/watch?v=Ld6OLfOS9PM https://www.youtube.com/watch?v=xfidCmhAMe0 ご存知の方ご教示お願いします。 百九 |
- 過去ログ
http://www.warbirds.jp/ansq/12/A2003134.html
関連
http://www.warbirds.jp/ansq/11/A2002634.html
超音速
- 超音速様、有難うございます。
まず、雑誌の記事が間違いか、私の記憶違いですね。
左右の回路抵抗の違いと、風圧の違い等で同時に引き込まれないのですね。
百九
- 過去ログにも触れられている坂井三郎氏が『大空のサムライ』のどこかで
「零戦の主脚が左右ずれて引き込まれるのを“零戦の特徴”のように言われるが、そういう機構ではないし操作をしてそうなっているわけでもない。同時に引き込まれる機体もあった」と書かれていました。「続」だったか。
ちなみに機構の作動油は「水のようにサラサラな油」だったとも書かれていました。
さわりんX
- さわりんX様、有難うございます。
メカニズムについて興味が偏っていまして、
戦史はあまり読んでいませんので知らない事が多いです。
百九
- 油圧機構は単純で同じラインなので、負荷が軽い方から格納されるだけです。
通常、右回りのプロペラ後流の特性故に右が遅くなる訳ですが、風向等離陸条件・脚機構の調子等々様々な条件により変わる事がある訳です。
余談で私感が入っていますが、油圧の状況等が低下している時は尾脚が格納されない方向となります、主脚は油圧が低下し途中作動等で何かあっても自重かバンクによる脚出しロックが可能ですが、尾脚は油圧がないとダウンロックが掛からないからです。こんな点はよく考えられています。
A6M232
- A6M232 様、有難うございます。
作品を貶すつもりは無く充分楽しんでいます。
脚上げの場合は(プロペラ後流、重力にさからう、回路抵抗)等の影響で
左右が異なって上がるのですね。
ついでで申し訳ありませんが、ゼロ戦のイナーシャを単体で回す動画を見ましたが
出力軸が(80RPM)まで回してクラッチをつなぐ、で良かったですか。
百九
- 「慣性起動機を2名以内にて始動し、毎分80回転付近となったら・・クラッチを引き」
取説にはイナーシャハンドルの回転数しか書いていないのです。
A6M232
- A6M232 様、有難うございます。
百九