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Bf109 の主翼翼厚比について、 今までに(14.8%)と(14.2%)の数字を拾いましたが、 最近みつけた下によりますと、 https://forums.x-plane.org/index.php?/forums/topic/4190-airfoil-for-messerschmitt-bf-109g2/ ?が、ついていますが E型までが(14.8%)でF型から(14.2%)とありますが、どうだったのでしょうか。 また、他にこの様な機種はあったのでしょうか、ご教示ください。 百九 |
- 一式陸攻なんかも、途中で主翼の翼型を完全に改めてますね。
片
- 既存機種の発動機を換装して性能向上型を得ようとするとき、同時に空力的な部分の見直しをはかることはままあることだと思います。
片
Bf109F は E型に対して翼内武装を放棄していますし、
大きく空力的洗練を考えた変更をしていますので
可能性は充分あるのではと思いますが、具体的な事は見つけていません。
一式陸攻は防弾に苦労したようですが、それも関係するのでしょうか。
百九
- 一式陸攻の場合、主に空力的な改善として、G4M2から層流翼に改めています。翼内の容積も増えるので、防弾タンクの装備にも役立つ改良なのですが、防弾タンクの装備はM3からとなっています。
そのほか、雷電でも途中で翼型を改めた形跡があります。
片
有難う御座います。
空力的洗練が第一だったのですね。
一式陸攻は居住性が良かったと言う記事を読んだ事があります。
それと、エリコンFF-F のライセンス品は、恵式一号銃?でしたか
手動旋回式ですから45発弾倉が限度なのでしょうが、素人考えとしては不安ですね。
ご存知でしたらご容赦を。
イカリアMGFF のマニュアルですが上から3分の1くらいに
電気モーターの給弾装置の写真(Gurtzufuhrer GZ 1-FF)があります。
http://www.deutscheluftwaffe.com/archiv/Dokumente/ABC/m/Maschinen%20Gewehre/MG%20FF/mg%20ff%20%20maschinen%20gewehr.html
百九
- 件のurlの記述の出典は不明ですが私が入手した(製造図面が売ってある)翼座標データによるとF型(おそらくK型まで)は付け根で14.2%翼端で11.35%、E型(おそらくB型から)は付け根で14.2%翼端で11.0%でした。翼桁位置も微妙に変わっているのでE→Fの改良ではほぼ改設計と言えるでしょうね。
http://hccweb5.bai.ne.jp/~hee30101/index.html
泉水
泉水さん、有難う御座います、早速リンク先を見ました。
(14.2%)が納得できる数字ですね。
もし弦長が変わらず翼厚比だけを変えたら、
胴内桁を含め胴体下部の変更そして場合によっては燃料タンクまで影響するかも知れません。
一つ気になったのは、
下の17頁では、主桁とその前方で取り付けるようですが。
http://109lair.hobbyvista.com/techref/manuals/bf109e.pdf
また「主桁位置については物の本にはどれも45%付近などとぼかして描いてありますが、
正確には1番リブから翼端迄同一で44.6%です。ちなみにE型までは46%(1番リブ)44.8%(翼端)です。」
とありますが、主翼下面の主脚収納部に影響はでないでしょうかね。
百九
- まあ、EまでとF以降では別の基礎設計なんですよ。
良くあることだと思います。
片
- そうですね、
主翼だけでも、ラジエーターまわり、フラップ、エルロン、
翼端の形、スラットの支持方法と翼内武装の廃止、
これは丸々と新設計と言えますね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Messerschmitt_Bf_109_variants
百九