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WWIIでは、輸送用の大型グライダーがありましたが、機体の材料は何でしたか? ちなみにwikipediaによると、英軍で最大のグライダーであるハミルカーは7トンもの貨物を積むことができて、全木製と書いてありましたが、具体的な材質の記載はありませんでした。 1378に引き続く素人質問ですが、よろしくお願いします。 PIAT |
- 英語版wikipediaには、材質は主にスプルース及び樺の木(birch)と記載されていました。
超音速
- 超音速様 早速回答いただき、ありがとうございます。
ハミルカーは長さ20m・幅30mもあります。
その機体に7トンもの荷物を積んで空を飛ぶわけですが、どのような方法で機体(特に翼)の強度を確保したのでしょうか?
『鳥人間コンテスト』では、飛び立った瞬間に翼が折れるグライダーが多いことから考えました。
PIAT
- ハミルカーやハリケーンもそうでしょうが、モスキートは樹脂をしみ込ませた合板でできており、木材をそのままで使用しているわけではありません。
ソ連機の場合は、ここの1361で
リーン様が回答されておりますが、モスキート 合板 樹脂で検索をかけてみてください。
hush
- http://visualoop.com/blog/8693/vintage-infodesign-23(下のほう)
透視図の画像です。
見ての通りの構造ですが、全木製ではなく高品位鋼材によって主桁を補強する構造になってるそうです。
hushさんの言及しているのは樹脂含浸木材(Resin impregnated wood)というものです。ハミルカーに使われているかは知りませんが、モスキートもラヴォチキンも全体がそれでできているわけでなく重要部分にのみ使用され、他は通常の合板と適切に組み合わせて作ります。
そのほか、スピットファイアやBf109・Fw190が装備する木製プロペラは樹脂含浸木が使われています。
樹脂含浸木の板を中心として外側にスプルースなどの木材を貼り合わせて作るのです。
超音速
- hush様 超音速様 回答のお礼が遅れて申し訳ありませんでした。
軍用グライダーについては、ソノラマ文庫『危うし空挺部隊』ぐらいしか読んだことがないので、参考になりました。
なお、この本では、グライダー部隊の隊員たちがパラシュート部隊と装備や待遇で差をつけられたことに怒っていることが印象に残っています。
PIAT
- 曳航グライダーの搭載量が大きいのは
他機に引っ張ってもらうのでエンジンと燃料を積まず
その分を搭載量に充てているからです
ガス欠