1349 私は旅客機に乗った事はないのですが...旅客機には救命胴衣のような物が備え付けられていますよね? 旅客機は水上に着陸出来ないないのになぜ救命胴衣を装備しているのですか? 最悪の場合は海に着陸することも可能ということなのでしょうか?
凪咲

  1. 少し追加したいです(^-^;) 旅客機には最悪時に海とかに不時着する為の装備というか...装置のようなものは備わっているのでしょうか? 機長はシミュレーター等でシミュレートしたりするのかな? おかしな質問ばかりゴメンなさい'd
    凪咲

  2. 事故時には、水面に着陸する(正確には、不時着する)ことも考慮されています。なお、旅客機がC5Aのような高翼でなく低翼なのは、水面に不時着した際の安全性を考慮した結果(客室が水面下にならない)だそうです。出展:40年ほど前の航空情報か航空ジャーナルに掲載された青木(父)氏の説明による。
    UK

  3. ハドソン川の奇跡(USエアウェイズ1549便不時着水事故)は記憶に新しい出来事ですね。
    超音速

  4. >>2 不時着に対する対策は考慮されているんですね! 専門的な用語はあまり理解できていないけれど仰ることは判るような気がしています(^-^;) きちんとそれなりの理由があるんだって思いました'd 教えていただきありがとうございます
    凪咲

  5. >>3 C.イーストウッド監督作品ですよね? 鑑賞はしていないけれど事故のあらましは何かで聞いたような気が...やっぱり奇跡ってついちゃうくらいだし不時着って不可能に近いのかな? 私が知らないだけで他にも例があるのかも(^-^;) レスありがとうございます'h
    凪咲

  6. >1
    ○旅客機には最悪時に海とかに不時着する為の装備というか...装置のようなものは
     旅客機の機内は与圧されています。上空は気圧が低いので、そのままだと目や耳に痛みを生じたり、体調が悪くなるからです(トンネルの中に入ると耳がキーンとなりますが、あれの極端なケースを考えてもらえればいいかと思います)。このため、機体が壊れない限り、水上に浮くはずです。ハドソン川の奇跡の場合、1時間ぐらい浮いていたと思います。
    ○機長はシミュレーター等でシミュレートしたりするのかな
     すると思います。というのは1985年の日本航空123便が御巣鷹の尾根に墜落した際に、同様の条件でシミュレーションしてみた機長のほとんどが、不時着水を選び、一人だけが空港への強行着陸を選んでいるからです。123便の場合は、操縦不能になったためにそうなっただけで、可能だったら着水を選んだと思います。
     陸上よりも、水上のほうが平らですし、滑走できる距離がとれます。そして、何よりも、人家のない部分、二次被害を防げます。したがって、上記のシミュレーションでも分かるように、墜落するぐらいなら、不時着水を選ぶ機長は多いと思います。したがって、救命胴衣は必要です。
     なお、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%B4%E4%BD%93%E7%9D%80%E9%99%B8 に、不時着水の例がいくつか出ておりますので、よろしければ御覧ください。
     
    hush

  7. 蛇足ですが、脱出用シュート(すべり台)は、着水時は筏としても使えるようになっています。
    わんける

  8. >>6 痛ましい事故は教訓として生かされるんですね!きちんとシミュレーションされていると安心ですし(*^-^*) あたしみたいな一般人の質問にこんなに詳しく解説していただいて凄い申し訳ないです(^-^;) ありがとうございます'b リンク先すぐ行ってみます♪
    凪咲

  9. >>7 そうなんですね! 仰るみたいに何となく巨大なゴムボートみたいに見えますし(^-^;) 色々と考え抜かれているんですね'd 一石二鳥みたいで凄いなぁと思いました♪ 教えていただきありがとうございます'd
    凪咲

  10. >>6
     蛇足ですが・・・ハドソン川の奇跡では着水時に機体を損傷したため、脱出開始前に客室への浸水が始まっています。通常、不時着水の際は与圧室への浸水を防ぐためにリリーフバルブを閉塞する処置がとられますが、件の事件では機長がその処置をし忘れていたため、水没が早まったのではないかと一時期問題視され、機長の責任を問う声もありました。

     なお、ハドソン川の時とは違って飛行を維持できるけど飛んでいける範囲に飛行場が無い場合は、燃料タンクが着水後に浮き代わりになるよう燃料が空っぽになるのを待ってから不時着をする等の処置がとられる場合もあります。

    >>7
     更に蛇足ですがハドソン川の・・・では、ビジネスクラスの乗客はゴム筏(脱出シュート)に避難したので濡れずに済みましたが、エコノミークラスの乗客は主翼の上に避難させられたため、救助を待つ間足が水に浸かった状態だったようです。「こんなところでも貧富の格差が・・・」と話題になりました。機体後部からの浸水が始まっていたため、機体後部の脱出シュートが使えなかったのが原因だとは思いますが・・・。
    おうる

  11. アメリカの国内便などで洋上を飛ぶ可能性が無い便では救命胴衣が装備されてないものもありました
    cho4


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