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四式戦のバリエーションのうちの一つにサ号機がありますが、実際に誉に酸素噴射装置を装備したところどれほど馬力と性能が上昇したのでしょうか? 陸軍と海軍共に同様の装置を製作して試験したようで、海軍の月光に搭載したものは栄20型が150馬力ほど上昇したとありましたが海軍のものと陸軍のものって構造に違いはあったのでしょうか? 栄20型は1150馬力でそこから150馬力近く上昇したなら2000馬力の誉21型は260馬力近く上昇しそうですけど… 月光と疾風以外ではこのような試験はされたのでしょうか? 酸素噴射装置について詳しく記載されている本とかってなにかありますかね? リーン |
- アジア歴史資料館の資料の中にキ43II型に『サニ』と呼ばれる酸素噴射装置を搭載して試験したものがあったみたい?
https://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/listPhoto?BID=F0000000000000218368&ID=&LANG=default&GID=&NO=&TYPE=PDF&DL_TYPE=pdf&CN=1
昭和17年から19年に掛けて試験をしていたようで、第二回試験での性能は
噴射装置アリ ナシ
7260m 499 527km
8280m 488 532km
9170m 476 524km
10300m 446 506km
と目に見えるほど向上しています
誉に関しては海軍は雷光を製作する際に酸素噴射装置をつけたって話はありますねー
でも疾風で実際にどれほど性能が上がったかはわかりません
申し訳ない・・・
ヅヴァイ
- 過去ログhttp://www.warbirds.jp/ansq/11/A2002785.html
によると、キ96でも試験されているみたいですね。
キ96でも高度1万メートル付近での馬力が150馬力向上したとどこかで見た覚えがありますが思い出せません
四式戦について、
高度9,000m付近での最高速度がおよそ50km/h増大し、上昇力も向上したようです。
ただし、吉沢准尉(中島飛行機のテストパイロット)曰く、
「みるみる速度計の針が上がるのが判ったが、30分も続けるとガタがきてスピードが落ちた。長くやってはいけない」
みいつ
- あれ?四式戦の試験の場合は最終的には70km増速じゃありませんでしたっけ・・・?
記憶違いなのかな?
でも日本軍の水エタノールの運転時間が元から38分ぐらいだからサ号の30分も十分な気もしますけどねー
アメリカのコルセアなんかは8分でP-51は15分前後しかないわけですし
ヅヴァイ
- 二式複座戦闘機でも疾風と同じ装置を搭載して高度10,000mで出力が30%程度増加で出力が150馬力ほど上がってるみたいですね
カイヤ