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jumo210とプロペラを調べてみました。 http://alternathistory.com/files/users/user675/Jumo-210-06.JPG http://www.muzeumlotnictwa.pl/digitalizacja_archiwaliow/katalog/ksiazki/10/junkers_flugmotor_jumo_210_d_in_ju_87/7d.jpg http://luftwaffereviews.blogspot.jp/2011/11/junkers-variable-pitch-propeller.html ユンカース可変ピッチプロペラだそうです。 http://uberjager.blogspot.jp/2014/06/vdm-vereingite-deutsche-metallwerke.html http://aviationarchaeology.gr/?p=1816 http://www.warrelics.eu/forum/armour-weapons-aircraft-recovery/german-vdm-aircraft-propeller-dorset-18794-2/ VDM 可変ピッチプロペラです。Bf109B,C,D が記されています。 そして実物では以下が見つかりました。 https://farm6.static.flickr.com/5066/5829497671_fd54f3400f_b.jpg 同じエンジンで2種類のピッチ変更機構を 使う事はあるのでしょうか? あったとしたらそのメリットデメリットは何でしょうか? ご教示頂けたら幸いです。 百九 百九 |
- 一般論ですが、
同一機種で異なったプロペラを装備することはよくあります。
主な理由は、供給元が一社に集中していると数が足りなくなるからです。
超音速
- 同じJumo210でVDMとユンカースの二種類のプロペラが使われたのは、機体の特性にそれぞれ合わせたためです。
Bf109はプロペラ軸内機銃を装備したいのでそれが可能な電気式のVDMプロペラを使い、Ju87は軸内機銃は考えてないのでユンカースプロペラを使うことでエンジン・機体・プロペラいずれも自社製にしたのです。
ユンカースプロペラはハミルトンの油圧式が原型ですが、ハミルトンは1930年代初めから世界中で使われて信頼性は抜群なのです。ただ、ピッチ可変範囲が20度程度なので急降下で7〜800キロまで出すような戦闘機には適していないのです。
超音速
- Jumo210/Jumo211エンジンの構造自体は軸内機銃を排除するものではない、プロペラが対応すれば装備できる、と考えてよいのですね。
にも。
- Jumo210Dを使用するBf109Bはプロペラ軸内に7.92ミリMG17を装備しております。
ただ、エンジンの振動で機銃が故障するので撤去されることも多く、C〜E型の間しばらく軸内機銃は中止されます。
超音速
- 発動機自体に機銃を固定する(イスパノの)モーターカノンと違い、DB・Jumoのプロペラ軸内機銃はプロペラ軸にに銃身を通す空間があるだけですか?
にも。
- 超音速さん 有り難うございます。
色々事情を考えなければいけないのですね。
ところで<20mm MG/C30について>
He112V6に搭載され、スペインで事故で破棄されるまでに多少の戦果を上げています。
地上攻撃でいくつかの車両撃破ですが。
http://bioold.science.ku.dk/drnash/model/spain/did.html
ABC 順ですから大分スクロールしますが。
He112v6(コンドル軍団で 5-1)です。
KANON in the AIR
http://www.warbirds.jp/truth/s_gun2.htm
MG17 12.6Kg
MG/C30 64Kg
この重量の違いが、どれぐらい影響するのか、私には判りません。
百九
- >5.
https://ww2aircraft.net/forum/threads/new-bf-109-manuals-thread.17837/
ここで幾つかのマニュアルがダウンロード出来ます。
参考に成ると思います。
百九
- >この重量の違いが、どれぐらい影響するのか、
あまり詳しくなくてすいませんけど、写真を見る限りだとモーターカノン積むかわりに他の機銃は全部下ろしたように見えますね。
超音速
- >写真を見る限りだとモーターカノン積むかわりに他の機銃は全部下ろしたよう
に見えますね。
超音速
(5-1)の武装は、20mm 1門のみだそうです。
機種は忘れましたが、アメリカの戦闘機で旋回でGがかかると給弾不良を起こし
たので対策されたのがありました。
それに比べてドイツは諦めが良すぎに思えます。
百九
- モーターカノンは命中率が高く見積もれるので、翼内など他の位置に装備した機銃2挺に匹敵する、と考えられていましたので、そういう意味ではモーターカノンのみにしたというのも考えられることではありますね。
給弾不良の場合に撃てるものがなくなる、というのも確かですが。
片
- KANON in the AIR
http://www.warbirds.jp/truth/s_gun2.htm
ここで判りますように、本体のみですが mg17 5丁分に成りますので重量軽減を考えたのではないでしょうか。
それに地上攻撃であれば、故障しても危険度は低いのではないでしょうか。
百九