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失礼します。 日本軍の二式飛行艇や連山、米軍のpbyやb17などの正確な生産費用がわからないのですが、教えて下さい。 チャカ |
- また、各機の工数が分かる資料などがありましたら、教えていただけないでしょうか。
チャカ
- 生産費用というと、それは原価という意味でしょうか、それとも納入価格という意味でしょうか。
何にしてもスパッと答えたいんですけれどお実のところどちらも変動します。
工数さえも一定ではありません。
一回きりの建造を行う軍艦ではなく量産する飛行機は工数も変動すれば一機ごとの原価も変動します。
そして納入価格も契約ごとに変わります。
厄介なことに納入価格は実際の原価と連動しない場合すらあります。
また、連山などの試作機は原価計算を特別な方法で行いますから量産機とは比較できません。
日米の同級機種のコストを比べたいという発想は良い思い付きですが、それって何円?という問いかけは意外に難しい話なのです。
BUN
- BUN様、回答ありがとうございます。
なるほど、私が知りたかったのは日米機の納入価格と工数だったのですが、意外に難しい話だったのですね。今度機会を見つけて神保町あたりに資料を探しに行こうと思います。ご指摘ありがとうございました。
チャカ
- 比べるのは難しいというお話が最も適切な回答とは思いますが、後から見返した時に数字の話が出ていると面白いかと思いますので蛇足をば。
パパッと調べた感じですと、B-17は238,329ドル、B-24は297,627ドル、B-25が96,000ドル、B-29は639,188ドルの様です。
各機体の英語版wikipediaとこちら(https://www.globalaircraft.org/planes/b-25_mitchell.pl)のページからの数字です。書籍や根拠を示せず申し訳ありません。
日本の機体では零戦と戦艦大和の値段はよく比較対象に上がりますが、大型機のコストはなかなか聞かないので興味深いですね。
秋水
- 何々はいくら、という話題は遠い昔の少年向け解説書に根っこがあるもので、
それが今でもファンだけがそうした問いかけをナイーブに続けている理由です。
当時の執筆者は戦時下の増産体制での軍用機の価格がどのような性格のものなのか、まったく知らなかったのです。
BUN